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Google Cloud Professional Data Engineerに1カ月で合格する方法

Last updated at Posted at 2022-10-20

今回はGCPの「Google Cloud Professional Data Engineer」認定試験に合格いたしましたので、合格までの過程をまとめておきます。

目次

  • Google Cloud Professional Data Engineeとは?
  • 試験受験申し込みのやり方
    • 受験会場について
  • 受験時の筆者のステータス
  • 試験の形式
  • 筆者はどのように勉強したのか
  • 筆者が考える合格法

Google Cloud Professional Data Engineerに合格して得られるもの

GCPのProfessional Data Engineerに合格することで以下の事柄を、GCPのサービスをいかに利用して制作・解決していくのかを学ぶことができます。

  • データ処理システムの設計
  • データ処理システムの構築と運用
  • 機械学習モデルの運用
  • ソリューションの品質保証(データ処理システムの品質関連の技術)

詳しくは公式の試験についてのページをご覧ください

単なる技術の習得以外にも、Google Cloudパートナーになるための要件にもなっています。
Google Cloudパートナーになると、プロモーション特典があったり、Googleパートナーバッジによって存在をアピールすることができます。そしてこのGoogleCloudパートナーになるための要件の一つに、「技術認定試験保持者が在籍している」というものがあり、Professional Data Engineerはその試験の一つなのです。
GoogleCloudパートナーに関する情報

さらに試験に合格すると、パーカーやリュックの中から選んで一ついただくことができます。
ちなみに私はリュックをいただき、仕事で愛用させてもらっています。

試験受験申し込みのやり方

  1. Professional data Engineer 受験サイトにアクセス
  2. 登録のボタンをクリックし、KRYTERIONのサイトで新規登録
  3. KRYTERIONのサイトにログイン
  4. 試験のお申し込みから、受験会場と受験日を選ぶ

試験申し込み画面1.jpg

オンサイト監視が会場での試験、遠隔監視がオンラインでの受験なので注意してください。

申し込み画面、日にち選択.jpg

その後会場を選び、日付と時間を選択します。太字になっているのが受験できる日付です。

  1. 支払情報等の入力し完了をクリック
  2. 申し込み完了後数日経つと領収書を発行できるようになります。KRYTERIONのサイトにログインし、領収書のタブを開き、住所を入力(自宅の住所で良い)すると領収書が表示されます。

受験会場について

本試験ではオンライン受験と会場でのオフライン試験を選ぶことができます。

筆者は会場でのオフライン試験を選択しました。オフラインでの試験ではいくつか試験場があり、自分が受けたい会場を選ぶことができます。

オンライン試験の受験方法はこちらを参考にしてください。

試験日当日について

本人確認書類の準備
パスポートorマイナンバーカード+クレジットカード等が必要になります。
事前に受験方法に関するドキュメントに目を通しておくとよいでしょう。

試験会場で行うこと
筆者は市ヶ谷テストセンターで受験しました。会場では荷物をロッカーに預けて、本人確認書類を提示し、パソコンでの受験でした。

受験時の筆者のステータス

  • 大学三年文系学部所属
  • 応用情報技術者試験合格
  • GCPを一度も触れたことがない
  • データエンジニア業務未経験

受験日は2022年6月3日でした。

合格証明.jpg

試験の形式

問題数 50問
試験時間 120分
問題形式 択一選択式、複数選択式問題
受験方法 オンライン受験、会場での受験
受験料 120USD

筆者はどのように勉強したのか

  1. Google CloudエンタープライズIT基盤設計ガイドこの本を読む
  2. Google公式のキックスタートを受講
  3. 問題集をとにかく解く

この順番で勉強しました。

受験勉強を始めたのが受験の一カ月前ほどで、時間をかけた比率としては「本を読む9%、キックスタート1%、問題集を解く90%」です。

Google CloudエンタープライズIT基盤設計ガイドを読むのはGCPに全く触れたことがなくなんのサービスかもわかっていない私からしたら、大雑把ではありますがこんなサービスがあるのかというさわりになったと思います。

Google公式のキックスタートはオンデマンド式の動画での受講でしたが、長かったため途中で受講をやめてしまいました。

受験勉強をするにあたって一番重要なのが、問題集を解くことです。受験勉強のほとんどが問題集を解いて、間違ったところを公式のドキュメントなどで復習というサイクルを繰り返していました。

筆者が考える合格法

以上の筆者の受験体験談を踏まえたうえで、この試験の合格方法を考えます。

問題集をひたすら解くこと

紹介する2つの問題集をひたすら解くことがこの試験の合格方法だと考えます。

  1. GCP Google Cloud認定試験 Professional Data Engineer 模擬問題集 クラウド認定試験模擬問題集シリーズ
    本試験の問題はこの問題集から体感90%ほど出題されていました。なので最速で合格を目指したい方はこの問題集を丸暗記してしまうのがいいと思います。

  2. Google Cloud Professional Data Engineer: Practice Exam : Answers and explanations with reference (English Edition)
    1の問題集がすべて暗記できたという方はこちらの問題集にも目を通しておくとよいでしょう。

試験は120分で50問なので、一問2.3分を目安に解いてみて答えを確認するという方法で勉強し、最終的には答えが一瞬で出てくるような状態にしましょう。解説を見ても理解ができないという方は公式のドキュメントを参考にしてください。

問題集をいきなり解くのは難しいという方は、GCPに関する本を一つ買って目を通してみるとイメージが持ちやすくなるかもしれません。

試験の注意点

本試験は不合格になってしまうと、1回目は14日間、2回目は60日間、3回目は365日間の期間を開けないと再受験ができません。万全の準備をして試験に取り組みましょう。

まとめ

筆者がGoogle Cloud Professional Data Engineerを受けてどう合格したのか、次に受験するの出ればどう勉強するのかをまとめました。

データエンジニアは近年需要が高まってきている職業です。この試験に合格できれば自分のスキルを証明する一助にすることができるので、ぜひ皆さんも勉強に取り組んでみてはいかがでしょうあか。

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