Podのstatusは、Waiting
、Running
、Terminated
の3つ
KubernetesはPod内の各コンテナの状態を追跡します。
PodがschedulerによってNodeに割り当てられると、kubeletはcontainer runtimeを使用してコンテナの作成を開始します。
コンテナの状態はWaiting、RunningまたはTerminatedの3ついずれかになります。
status|意味
- | -
Waiting | RunningまたはTerminatedのいずれの状態でもない
Running | 問題なく実行中
Terminated | 完了。または、何らかの理由で失敗
Podのコンテナのstatus確認コマンド
kubectl describe pod [POD_NAME]
Pod内のコンテナごとにStateの項目として表示されます。
Waiting
コンテナがRunningまたはTerminatedのいずれの状態でもない場合コンテナはWaitingの状態になります。
Waiting状態のコンテナは引き続きコンテナイメージレジストリからイメージを取得したりSecretを適用したりするなど必要な操作を実行します。
Waiting状態のコンテナを持つPodに対してkubectlコマンドを使用すると、そのコンテナがWaitingの状態である理由の要約が表示されます。
Running
Running状態はコンテナが問題なく実行されていることを示します。
コンテナがRunning状態に入る前にpostStartフック(もしあれば)が実行されます。
Running状態のコンテナを持つPodに対してkubectlコマンドを使用すると、そのコンテナがRunning状態になった時刻が表示されます。
Terminated
Terminated状態のコンテナは実行されて、完了したときまたは何らかの理由で失敗したことを示します。
Terminated状態のコンテナを持つPodに対してkubectlコマンドを使用すると、終了理由と終了コード、コンテナの開始時刻と終了時刻が表示されます。
コンテナがTerminatedに入る前にpreStopフックがあれば実行されます。