rootディレクティブ
rootディレクティブにはドキュメントルートのディレクトリを設定します。httpコンテキスト、serverコンテキスト、locationコンテキスト、location内のifコンテキストに記述できます。上記の例では/usr/share/nginx/htmlがドキュメントルートとなります。
項目 | 説明 |
---|---|
構文 | root path; |
デフォルト | root html; |
コンテキスト | http, server, location, if in location |
path の値には、$document_root と$realpath_rootを除いた変数を含めることができます。
ファイルへのパスは単にroot ディレクティブの値にURIを加することで組み立てられます。URIが修正される必要がある場合は、aliasディレクティブが使われるべきです。
そもそもドキュメントルートって?
ドキュメントルートとは、Webサーバ(HTTPサーバ)やFTPサーバが外部に公開するファイルなどが置かれたディレクトリ(フォルダ)。そのディレクトリにあるファイルと、下の階層にあるファイルやディレクトリが公開される。
ドキュメントルート(仮想ルートディレクトリ)とは - IT用語辞典 e-Words
例
root /var/www/html;
参考
ngx_http_core_module モジュール 日本語訳
nginx連載4回目: nginxの設定、その2 - バーチャルサーバの設定 - インフラエンジニアway - Powered by HEARTBEATS