はじめに
前回で実現性が確認できたので、今回は小ぶりのブリント基板に製作を行いました。
回路図、レイアウトはKiCadを利用しました。
プリント基板製作の過程
- オキシドール、クエン酸、塩の混合液を40度ほどの湯せんにつけてエッチングします。
- パターン以外の銅箔が溶けたら、アセトンでこの黒い部分を除去します。
- パターンがきれいに見えました。
- Dynamaskというソルダーマスクのシートをラミネータを使って貼り付けます
- ソルダーマスクをOHPシートに印刷して重ね合わせ、紫外線LEDで露光します。
- 露光後40度程度の1%の炭酸ナトリウム溶液に浸してでマスクした部分を溶かします。
- 基板をカットしてクリームはんだを塗布し、表面実装部品を載せます。その後ホットプレートリフローではんだ付けします。
- 残りの部品をはんだ付けして完成です。
何度もやり直してやっとそれなりのできになりました。
基板の切断時に周りのソルダーレジストを少しはがしてしまったのが惜しい感じです。
動作確認
前回のリモコンですが、ちょっと離れると赤外線が飛ばないようです。実用的では無い為、またもやハードオフでジャンクのリモコンを入手しました。
ソフトのほうもちょっと勘違いしていた箇所などもあり、修正しました。
動作確認の様子です。
動画ファイルのみならず、当初目的にしていた、Youtubeをブラウザで視聴しているときに使えます、また、Radikoの視聴でも機能しました。
これで、動画見ている時に、ちょっと離席するような場合に、リモコンだけで一時停止ができるようになり、かなり便利になりました。