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完全未経験からエンジニアとしてITベンチャーに就職して2ヶ月の気づき

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はじめに

2021年の5月から、大阪のとあるベンチャー企業でエンジニアとして働かせていただいています。
いっときほどの勢いはなくなった印象ですが、いまもエンジニアへの転職を希望されている方は一定数いらっしゃると思います。
そんな「エンジニアを目指している方々」へ向けて、自身の気づきをつらつらと書いていこうと思います。
すこしでも参考になれば幸いです。

筆者プロフィール

 
簡単にではありますが、私のプロフィールです。

  • 28歳で職歴一切なし(個人事業主のイベント業&元バンドマン)
  • 2020年8月から「RaiseTech」というスクールのJavaコースに通い、プログラミングの学習を開始
  • 12月にポートフォリオアプリを作成(記事がありますのでご参考までに…)
  • 2月に内定獲得
  • 5月からエンジニアとして入社し、業務アプリケーション作成、運用チームに参画(リモートではない)

思ったこと、感じたこと

ここからは、実際に業務に入って感じたことなどを項目にあげ、詳細を書いていきます。

コードずっと読んでる&全くわからん

個人学習やプログラミング学習って、コードを「書けるようになる」のが目的と思います。
僕も完全にそう思ってました。
良いコードを書ける「書く力」が付けば戦力になれると、大真面目に思ってました。

今現在の状況で自分が至った結論

「読めるほうがもっともっと大事」

です。

実際実務に入ると、個人で学習していた頃の数百倍とかのファイルがあります。
そして各それぞれのコードが数千行あったりします。もうほんと、「何じゃいこれ……」という感じ。

これを色んな人が修正し改善していくため、まずは
「どこのどの処理が、どう使われているのか」ということを把握する必要があります。

そして上記を理解した上で、ようやく機能についてのコードを書き始めることができます。

僕の場合ですと、業務に入ったばかりの頃は1日の9.9割ぐらいはコードを読むだけで終わりました。
未経験時から「他人のソースを読み解く」ことに慣れておけば、もっとスピーディーに業務を進められたのかな……

といまでは感じています。
それくらい、僕にとってはカルチャーショックと言わんばかりの衝撃でした。

質問、めっちゃ大事

よく言われていることではありますが、質問超絶大事です。

前節で述べたように、業務に入ると本当に「何がわからないのかわからん」と「なにこれ?」が無限に出てきます。
これを質問としてまとめて、疑問をひたすら解消する。

基本的にはずっとこの一連の流れです。
そこで求められてくるのが「質問力」だと、実際に業務に入り改めて感じました。

この質問力に関して、自分が「良かったな」と感じたことは、書籍などで文章化能力についての学習をプログラミングとは別で行っていたことです。
この文章化がある程度できるようになっていたため、

  1. 疑問をバラバラでも文章にする
  2. それをもとに、一度構成をはめて文章化する
  3. 口頭で質問する

ということをひたすら行っていました。
そのため、質問の仕方については褒めていただけることがありました。
文章化能力もプログラミングの能力と同等か、それ以上と考えてもらったほうがいいと思います。

めっちゃ丁寧に教えてもらえる

ありがたいことに、職場の環境はすごくいいです。
コミュニケーションも活発だし、聞いたことには何でも丁寧に教えてもらえます。
ただ、自分なりの答えが全く見えない状態だと「これで調べた? もうちょっと調べてみようか」とは言われます。

僕は性格的に

質問が先輩の時間を奪ってしまっている……!

と感じてしまうんですが、チームとして全体的にみたら質問して解決するなら絶対そのほうがいいです。
仕事なので当然納期もあります。

なので、質問力を鍛えるのは本当におすすめです。

自分自身のスキルアップと、相手の時間への配慮に繋がります。

問題点

目を痛めた

自分の癖もあるんですが……
考え込むとめちゃくちゃ画面に近づく癖があり、業務でずっとPC見ているうえに、自宅でも2時間ほど学習。
スマホで読書やtwitterなんかを繰り返すうちに強烈に目が痛くなり、眼科に行くと「テクノストレス眼症」と診断されました。

  • つい画面に近くなる
  • メガネの度が結構強い(目に負荷が大きい)

上記の2点が当てはまる方は注意が必要です。
エンジニアは目が超大事です。いたわっていきましょう。

焦りでいろんな勉強しなきゃ……義務っぽくなった

もともと、ITでいろんなことしたいな、楽しそうだな、から勉強をはじめましたが、業務が始まってからは義務のようになってしまって全然能率が上がらないことが多々ありました。
また、いろんなことを一気に覚えなければいけないため、「一つ一つ深く理解しなきゃ」と考えはじめるとちょっと病んできます。
ネットにはすごい人がいっぱいいるので、自分と比べてしまうこともありはじめの1ヶ月は特にきつかったです。

結論として「目標のない勉強」は苦痛になってしまうのかなと考えているので、目標設定をすることをまず考えるようにしました。
今でいうと「業務を爆速でこなせるようになる」を目標設定したので、最近は

業務で使う技術 > 個人で使いたい技術  > 歴史の勉強(趣味) > 世間でモダンとされている技術

みたいな感じになっています。

今後は根本的にもっと楽しく勉強できるよう、個人開発など積極的に取り組んでいこうかな〜と考えています。

まとめ

IT業界は僕は「夢のある業界」と思っています。

これからエンジニアを目指される方々が、自分の人生を定めるなにか一つのきっかけに慣れれば幸いです。
僕にとっては今の所エンジニアになって心底良かったと思っていますが、あなたにとってはどうかわかりません。

雑多に飛び交う情報を鵜呑みにせず、これをなんとなく踏まえた上で、自身の夢を叶える一助になれればこれ以上のものはありません。
ここまで見ていただいてありがとうございました!!

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