メリークリスマス!開発環境を紹介します Advent Calendar 2024です。
よく使うコマンドを紹介したくて登録しました。
隙間があれば他にも書こうと思います。隙間産業!
ripgrep
紹介するのはripgrepです。
今更説明がいるのかと思うくらい有名なプロジェクトです。
grepはご存知のとおり、ファイルを行単位で検索するコマンドです。
ファイルと正規表現を入力として受け取り、正規表現にマッチするファイルの行を出力します。
ファイルの巨大化に伴い、より高速なgrepが求められるようになりました。
そこで誕生したのが、ag(The Silver Searcher)やrg(ripgrep)などです。
現在ではripgrepのほうがより広く使われる印象です。
実行例
インストールするとコマンドrg
でripgrepが使えます。
デフォルトの色付けやフォーマットも見やすい印象です。
grepとの速度比較
手元の環境にて、キャッシュバイナリを含む2.6GBのレポジトリで「todo」を検索しました。
なるべく検索条件を近づけるためにrgにオプションをつけています。
- grep
- 1759 ms
- ripgrep
- 151.0 ms
実に11倍以上の差がついています。
まとめ
ripgrepの紹介でした。
grepの代わりに高速なripgrepを使おう!