dumpの意味
dumpとはデータベースやシステムの中身をファイルとして出力すること。
そのファイルはあとで別の環境に復元できるようになっていることが多い。
postgresの場合、
--mydbというデータベースの全内容をSQLファイルに書き出す
pg_dump mydb > mydb_dump.sql
--mydb_dump.sqlの内容を、newdbというデータベースに実行して復元する
psql newdb < mydb_dump.sql
pg_dump
データベースの中身をSQLファイルやアーカイブファイルに書き出すためのコマンド
・データを丸ごとコピーして保存するとイメージすると分かりやすい。
mydb
・dumpを取得したいデータベース名。
・pg_dump_mydbの結果を画面に表示せず、次のファイルに保存する
mydb_dump.sql
・保存するファイル名
psql
・データベースに接続してSQLを実行するためのツール
・dumpファイルの内容を読み込んで、DBに反映させるときに使用する
newdb
・復元先のデータベース名
<
・mydb_dump.sqlのSQL文をpsqlに渡して実行させる。
ポイント
・データ移行や環境構築の際は必ずdumpをとると安全
・dumpをとることで、誤ってデータを削除しても復元可能。
・dumpで作成するファイルはテキスト形式なので人間も中身を確認できる