jsonとは
データをテキストで表すための形式
人間にもコンピューターにもわかりやすい
どんな時に使用するのか
webサービスやAPIでのデータのやり取りをする際
例
pythonでwebから天気情報を取得
➡データはjson形式で送られてくる
jsonのルール
・中身はキーと値のペア
・文字列は必ずダブルクォーテーションで囲む
import json
obj = {'item':'apple','price':120}
json_text = json.dumps(obj) # json形式の文字列が取得される
print(json_text)
print(type(json_text))
{"item": "apple", "price": 120}が取得される
※pythonではシングルクォートで記載しているが、
実際のJSONデータはダブルクォートで取得される
import json
obj = {'is_student': True,'license': None}
json_text = json.dumps(obj)
print(json_text)
{"is_student": true, "license": null}が取得される
※True → true、False → false、None → null など、PythonとJSONの書き方の違いがあります。
dump dumps load loads
dump＝書き込む
load=読み込む
sがつくと文字列を表す
| 関数 | 使う場面 | 対象 | 説明 |
|---|---|---|---|
json.dump() |
Python → JSON | ファイル | 辞書などを直接ファイルに書き込む |
json.dumps() |
Python → JSON | 文字列 | 辞書などをJSON形式の文字列に変換 |
json.load() |
JSON → Python | ファイル | JSONファイルを読み込んで辞書に変換 |
json.loads() |
JSON → Python | 文字列 | JSON形式の文字列を辞書に変換 |
import json
# pythonの辞書型を作成➡このデータをjsonに変換して保存、読み書きをするため
data = {"name": "Keita", "age": 26}
# --- Python辞書 → JSON ---
# data.jsonという名前のファイルを書き込みモードで開く
# with構文はファイルを開いたあと、自動で閉じてくれるので便利
with open("data.json", "w") as f:
json.dump(data, f) # dataをjson形式に変換し、ファイルfに書き込む
# dataをjson形式の文字列に変換し、代入
json_str = json.dumps(data)
print(json_str) # {"name": "Keita", "age": 26}
# --- JSON → Python辞書 ---
# data.jsonを読み込みモードで開く
with open("data.json", "r") as f:
data_from_file = json.load(f) # jsonファイルを読み込み、pythonの辞書型に変換
# 文字列から辞書型に変更
data_from_str = json.loads(json_str)
print(data_from_str["name"]) # Keita
なぜ文字列に変換する必要があるのか
pythonでJSON文字列に変換する理由
➡pythonの辞書はそのままでは外部に送る子ことができないから
pythonの辞書はpython専用のデータ構造
そこで文字列にすれば共通フォーマットになるという理由から