SNMPTrap(snmptrapd)のログ出力に関する設定。
snmptrapdはデフォルトでは/var/log/messagesにログを出力するが、大量に出力する場合には取り回しが悪いことから、別ファイルに出力する設定を行う。
尚、snmptrapdのオプションで直接出力先となるログファイルを指定することも可能だが、再起動するたびにログファイルがリフレッシュされることから、syslog経由でログを出力する。
#snmptrapd
起動オプションにログ出力先を指定する。(以下の例ではlocal5に出力)
/etc/sysconfig/snmptrapd
OPTIONS="-Ls5d -Lf /dev/null -p /var/run/snmptrapd.pid"
#syslog
syslogのlocal5に送られたログをファイルに出力するための設定を行う。
/etc/rsyslog.conf
# snmptrapd.log
local5.* /var/log/snmpd/snmptrapd.log
ログ出力先を作成し、syslogを再起動する。
mkdir /var/log/snmpd
systemctl restart rsyslog
#動作確認
snmptrapdを再起動することで出力を確認する。
snmptrapd再起動
systemctl restart snmptrapd
/var/log/snmpd/snmptrapd.logを確認してみる。
cat /var/log/snmpd/snmptrapd.log
無事ログのお引越しが完了しました。