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Chainer/CuPyAdvent Calendar 2018

Day 8

Chainerの無料Hands-on集「Chainer Colab Notebooks」を作ってみた

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TL;DR

  • Colaboratoryで動くChainerのHands-on集 Chainer Colab Notebooks を公開しましたので、是非あそんでみてください

スクリーンショット 2018-12-09 15.00.10.png

Colaboratoryとは

完全にクラウドで実行される Jupyter Notebook環境です。設定不要で、無料で利用可能です。細かい内容はtomo_makesさんの記事が詳しいのでご覧ください。

【秒速で無料GPUを使う】深層学習実践Tips on Colaboratory

なにができるのか

  • Jupyter Notebook形式のChainer/CuPyのexampleやhands-onをすぐに試すことができる
  • 日本語と英語のコンテンツが用意されている(実は!)
  • GitHubで管理しているので誰でもコントリビュートできる(実は!)

なぜ作ったのか

Chainerには公式のexamplesや、それ以外にもいたる所にscriptやJupyter Notebookがころがっています。ただ、以下の課題があるなあと思っていました。

  • 実は公式にはexamplesが多数含まれているが、そこまで存在が知られていない
  • 存在を知っていても、script形式で書かれているので、実行はしやすいもののinteractiveな形で実行できるJupyter Notebook形式ではない
  • Jupyter Notebookを実行するときにはchainerの環境構築(というよりはGPU環境の構築!)をしないといけないので、一見さんにはハードルが高め

ボタンをポッチと押してColaboratoryで開けるようなwebページがあれば、これらの課題を解決できるかなと思い、作り始めたのがきっかけでした。

どうやって作ったのか

  • 作り方は本当に簡単で、chainer-community/chainer-colab-notebookRead the Docsで配信しているだけです。
  • Documentation自体は、Sphinxで作成しています。その際に、Jupyter NotebookをSphinxのドキュメントソースとして扱うためのSphinx拡張パッケージ「nbsphinx」を使っています。
  • Colaboratoryで開くための、「Show on Coraboratory」ボタンを作りました。現在見ているurlをパースして、Colaboratoryで開くためのurlを作成してくれます。
    • めちゃくそデザインはダサいので直したいです。

今後

コンテンツを拡充する

今までは、手当たり次第コンテンツを足していきましたが、最近はある程度的を絞ってコンテンツを加えていっています。主に、以下のコンテンツを追加していこうとしています。

  • chainer-colab-notebook/hands_on_ja/chainer/begginers_hands_on/
    • Googleなどでhands-onイベントを開くためにコンテンツを増やしています。できれば英語版もつくりたかったりしているが手が空いていない・・・
  • chainer-colab-notebook/official_example_en
  • chainer-colab-notebook/official_example_ja
    • 本家chainer/examplesをJupyter Notebook化し、説明を付け足したものを置く場所。ここもできれば、すべてのexamplesに対してつくりたい・・・

webページの認知度を上げる

そもそもこの記事自体が宣伝ぽくなってしまっているのですが、実は色んな所で宣伝していたりします。実は公式ページからもリンクが貼られていたりもします。

スクリーンショット 2018-12-09 15.44.44.png

今後も、Chainerのイベントなどで紹介していければなーとおもっています。

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