※2012年時点の記録です。最新の制度では、基本情報技術者試験はCBT方式で受験できたりと変更されているので、IPAの情報を参照されることを推奨します。
ど文系のど素人ですが、仕事上の関係でやむを得ず情報処理情報技術者試験を受験することになったので、2012年10月21日(日)の基本情報技術者試験を受験してきました。
11月19日に合否が発表されましたが、結果、合格でした。
ちなみに点数は、午前:68.75点、午後:71点でした。(午前、午後ともに60点以上で合格)
文系が故、「ストラテジ系」「マネジメント系」は8割以上の得点率のものの、「テクノロジ系」はぎりぎり6割でした・・・。
午後問題の選択問題は、問2(データベース)、問4(情報セキュリティ)、問5(ソフトウェア設計)、問6(ITサービスマネジメント)、問7(経営戦略・企業と法務)、問13(表計算)を選択しました。
問4、問7は満点でしたが、あとは5割~7割の出来でした。
詳しい勉強法は「ど文系ど素人の基本情報技術者試験(平成24年度秋期)受験日記」にも記載しましたが、過去問をひたすら解くことが重要です。
テキストは『キタミ式イラストIT塾 「基本情報技術者」 平成24年度』、過去問集は、『平成24年度【春期】 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)』を使用しました。
勉強期間としては、だらだらと半年くらいです。
受験を決めたのが5月くらい。それからテキストを購入して、しばらく勉強しなかったり、忘れたころに勉強したりして、本腰を入れて勉強しだしたのが9月の終わりくらいでした。
最初は慣れない言葉に戸惑うと思いますが、基本的な考え方はコツを掴めれば難しいところはありません。
あとは、ひたすら意味不明な単語を暗記するだけです。
午後試験は少し難しいですが、表計算はExcelと同じ考え方なので、Excelをビジネスで使っている人であれば問題ないかと思います。
あとは、分からなくても何か書いておけば、△がもらえたりするみたいなので、予測して何でもいいから書いてみるのがコツかもしれません。(自分も結構、まぐれ当たりが多かった気がします。)
情報処理試験の基本情報技術者試験は、ど文系ど素人が独学でゼロから勉強しても、合格することは可能です。
私は大学の時は民俗学や文化人類学を学んでいた根っからのど文系であり、プログラミングどころか情報系の勉強は全くしたことがありません。
ちなみに大学受験も私学文系の定番で、国語・英語・日本史しかやっていなかったので、数学もさっぱりです。
社会人になってからは、管理会計部署に配属されたので数字には強くなりましたが、システム系はさっぱりでした。
それが、昨年コンサルタントに転職して、今年の4月にシステムの運用管理支援プロジェクトにアサインされたため、やむなく情報処理の勉強を始めました。
プロジェクトにアサインされる直前にシステム運用の勉強はして、ITIL V3 Foundationは取得していたのですが、その時点ではITパスポートの内容ですら怪しい部分が多々ありました。
特にプログラムや開発など技術的なことに関しては、基本情報技術者に合格した今ですらさっぱりです。
そんな私ですら、合格することができました。
受かったところで、使えるのか使えないのか分からない資格ですが、これからの時代は、ないよりはましだと思いますので、みなさんのご検討をお祈り申し上げています。
みなさんも、がんばってください。