はじめに
PARTY TECH STUDIO の PY でプロデューサーをしています。佐藤です。
主な業務は Web系、イベント系のプロデュース・制作ディレクション・進行管理などです。
(アドベントカレンダーでメンバーがちゃんと記事を書いていてプレッシャーに押しつぶされそうです…。)
非エンジニアということもあり、これまでと毛色の変わった記事で、
なんとか流れにしがみつこうと思います。
Qiitaでこれはいいのか…?まあよしとします。
現場あるある・電源容量
イベントとか展示の案件で絶対聞かれるはず、
電源容量ってどれくらい必要ですか?という質問。
無邪気に5系統くださいとかいうと、現場の方に白い目で見られるかもしれません。
電力は有限です。機材構成から、必要な電源容量を適切に割り出しましょう。
(ここからはchatgptにぶん投げて草案をつくり、出力に適宜補足をいれるスタイルでお届けします)
1.イベント現場での電源管理の重要性 (made by chatgpt)
•イベントやライブ、展示会などの現場では、機材の電源管理が成功の鍵となります。
あれ、なんか起動しなくね?
•電源容量不足や誤った配分が引き起こすトラブル例(機材の停止、予期しないショートなど)
なんか機材落ちるし、ブレーカー落ちたわ…なんて、現場が凍りつきますね。
現場で使う機材の電源容量を確認するための方法と注意点を解説します。
2.現場でよく使われる機材とその電力 (made by chatgpt)
• 音響機材(アンプ、スピーカー、ミキサーなど)の電力消費
• 映像機材(プロジェクター、モニター、照明など)の電力消費
• その他の機材(PC、カメラ、通信機器など)の消費電力
• 各機材の消費電力の目安(W、A単位での表示)
3. 電源容量の確認方法 (made by chatgpt)
• 機材の定格消費電力を確認する
• 各機材の仕様書や背面ラベルに記載されている電力(W)を確認
• 電源容量の計算方法
• 基本的な計算式:消費電力(W) ÷ 電圧(V) = 必要な電流(A)
• 電源タップや配電盤の容量確認
• 使う配電盤や電源タップの定格容量(アンペア数)をチェック
• 複数の機材を同時に接続する場合、合計でどれだけの容量が必要か計算
などがありますが、実際の案件での機材構成をもとに
必要な電源容量を割り出してみましょう。
ケース1
ところどころマスクしていますが、実戦投入した機材構成です。
母艦となるデスクトップPCに大型ディスプレイやスピーカーを接続、
PoEハブ経由でm5 Stackと各種デバイスを給電しています。
機材のうち電源供給が必要なものは以下になります。
- デスクトップPC
- ディスプレイ
- スピーカー
- ルーター
- PoEハブ
- 回転計測用のセンサー
順に必要な電源容量をマニュアルなどからひろって計算していきましょう。
PC
PCの電源容量はドスパラさんの電源容量計算機が参考になります。
CPUやグラボを選ぶと電源容量を計算してくれます。便利ですね!
https://www.dospara.co.jp/5info/cts_str_power_calculation_main.html
ディスプレイ
仕様書やマニュアルから消費電力のところを探しましょう。
155W
中略…
各機器の消費電力を割り出したら、合計を出してみましょう。
- デスクトップPC 1200W
- ディスプレイ 155W
- スピーカー 15+15 30W
- ルーター 15W
- PoEハブ 67.5W
- 回転計測用のセンサー ??W データシートみつけられず…
合計 1468.5W Max
1500W 1系統でいけます!
出展 知っておきたい電気の基礎知識
https://panasonic.jp/support/useful/basic.html
ケース2
こちらもとある案件で投入した構成です。
母艦となるiPad miniにUSB-C ハブを接続、
USB Power DeliveryでiPad miniと、スピーカー、オーディオI/Fを給電。
図ではUSBスピーカーをUSB給電となっていますが、取り回しの都合で直接5V電源で給電しました。
PoEハブ経由でm5 StackとリボンLEDに給電しています。
美術造作の筐体に各種機材を組み込ました。
これらも消費電力量を求めていきましょう。
- iPadmini 1.94W(少な…)
- ルーター 15W
- PoEハブ 67.5W
- スピーカー 10W
これも1500W 1系統で余裕ですね。
4. トラブルを避けるためのチェックリスト (made by chatgpt)
• 各機材の電力を正確に計算する
• 延長コードや電源タップの品質確認
• 不明点があれば専門家に相談する
5. イベント現場での実際の電源トラブル対策 (made by chatgpt)
• トラブル発生時の初期対応方法(ブレーカーが落ちた場合の対応)
• 予備の電源を準備しておく重要性
• モバイル電源やUPS(無停電電源装置)の活用
電源が引き回せないようなときは、めったにないですがポータブル電源が重宝します。
実際にイベント現場でLANケーブルと電源が引き回せず、
モバイルルーターとポータブル電源で対応したことがあります。
さいごに
電力管理の重要性を書こうと思ったのは、
ケース2の現場でちょっとした落とし穴にぶつかったためです。
設営してデバッグをしていると、LEDを最大値まで光らせたとき、
USBスピーカーが落ちて音が途切れるという現象が発生しました。
(このときド深夜…)
原因をいろいろ探ったところ、PDのチャージャーのW数が原因でした。
iPad miniのデフォルトの20Wのチャージャーで
USB-CハブにPDinで給電をしていたのを
65Wのチャージャーに変えたところ解決しました…!
PoEハブは直接コンセントから取っていて、LEDの点灯で消費電力が増えたとき、
同じ系統からとってはいるものの、USB-Cハブに接続しているスピーカーが落ちるのは
なぜだったのだろうと原因の深堀りはできていないのですが、
余裕をもった電源容量をもっておくことの大切さを痛感した現場でした。
そして、第二種電気工事士の試験申し込みを完全に失念した1年でした。
来年は受けるぞ…!
テック感皆無でお届けした、当記事はいかがでしたでしょうか?
(アフィブログ感をだして締めくくります)
お目汚し失礼いたしました。