AWSクラウドプラクティショナーを受験してきました。
無事に合格することができた今、こうして初めての記事を書かせていただいております。
当日はWBC決勝戦。
7回、大谷選手を一塁に残し試験会場へ行ってまいりました。
頑張れ日本。頑張れ私。
今回、クラウドプラクティショナー試験に挑戦する私のステータスは以下の通りになります。
- 非エンジニア
- 文系出身
- このQiitaの本文のマークダウン記法も知らなかったので、現在進行系で調べながら書いている。
この記事では、文系出身の非エンジニアが、クラウドプラクティショナー試験に合格するまでにお世話になった動画や教材を紹介していきます。
ITパスポート未受験、基礎知識ゼロ、クラウド?AWS?それ美味しいの?
という状態の私でも「試験の攻略」ではなく、「勉強を続けることが出来た」のは
分かりやすい動画や教材を作ってくださった皆様のお陰にほかなりません。
大変お世話になりました。ありがとうございます!
1.IT初心者向けクラウド入門ウェビナー
Cloud Practitioner Essentials for Entry
Cloud Practitioner Essentials for EntryはAWSの公式が用意してくれているIT初心者向けの動画です。
IT初心者にも分かりやすい言葉と図で、必要な知識を3時間ほどで教えてくれます。
きちんと説明できないけど、仕事でパソコンは使っている。
ネットワークって何だろう?データベースって何だろう?
言葉にして人に説明できるかと聞かれるとちょっと自信がない。
そんな方も、そうではない方にもぜひ一度ご覧いただきたい動画です。
私は記憶力にとても自信がないので、
動画中に登場する説明図をキャプチャーしてはパワポに貼り付け、
耳から聞いた大切なポイントを書き込んでいく形で資料を作りながら勉強しました。
2.AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版
AWS Skill Builderで検索してみて下さい。
日本語字幕版という講義もあるようですが、私は日本語実写版で勉強しました。
AWSクラウドの概念、AWSのサービス、セキュリティ、アーキテクチャ、料金、サポートなどについて学ぶことが出来ます。
一つ一つのサービスについて深く学ぶというより、AWS全体について基礎的な知識を身につけることが出来ます。
試験対策としては、講義を視聴して基礎固めが出来てから各サービスや機能についての理解を深めていく必要があります。
先程紹介した「IT初心者向けクラウド入門ウェビナー」と比較すると専門用語が増えます。
知らない言葉が出てきたらどんどん検索していきましょう。
先人たちの知恵が必ず助けてくれます!
3.AWS資格 対策講座(YouTube)
AWS資格対策講座は、YouTubeでAWS試験対策講座の動画をアップロードしてくれています。
私は今回クラウドプラクティショナーを受験するため、再生リストの中から下記の動画で勉強させて頂きました。
AWSのサービスについて、図と解説でわかりやすく説明してくれます。
1本の動画は3分~5分程となっているため、通勤時間にも見やすいのが嬉しいです。
コンパクトにまとまっているので、それぞれのサービスの特徴を覚えるのにピッタリだと思います。
反面、試験レベルの知識を身につけるには自分自身での勉強が必要と感じました。
初学者の私はまずクラウドプラクティショナー対策の本を読んでみたのですが、内容がまったく理解出来ず。
試験の合格はおろか、勉強を続ける事も出来ないのではないかとひどく落ち込みました。
そんな私でも、こちらの動画を見た後は「どうしてこれが理解できなかったのかの理由が分からない」レベルで
本の内容を理解することが出来るようになりました。
4.AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー(書籍)
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナーはAmazonでベストセラーになっている参考書です。
今となっては「この参考書だけでも試験は大丈夫かもしれない」と思っているのですが、
試験勉強を始めたばかりの超初心者の私には、この本を理解するための前提知識が全く備わっていませんでした。
今、今は大丈夫です。きちんと内容を理解することが出来ています。
試験に必要な知識が整理されておりとても頼もしい参考書です。
エンジニアの方達はこの本を読むだけでAWSチョットデキルになれるのだろうなぁ・・・。
私は書籍版を隙間時間に読んだり、動画を視聴している時にわからない単語を索引から検索して読んで理解を深めていきました。
5.この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)(Udemy)
この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)はUdemyで購入することの出来る模擬試験対策問題集です。
基本レベル、本番レベルの模擬試験を解くことが出来ます。
実際の試験のように65問で構成されているので、時間配分や試験に慣れておくという意味でも効果は抜群だと思いました。
解説には、ソリューションアーキテクト–アソシエイト試験を受験する方のベース知識の確認となる問題と記載がある通り、
クラウドプラクティショナー試験のために勉強をしてきた方にとっては難しいと感じるレベルの問題も出題されていると感じました。
私はただのクラウドプラクティショナー初学者なだけではなく、基礎知識ゼロの超初心者なので、まずは基本レベルの問題にしっかり解答できるようにと目標を定めて取り組みました。
解答後には解説もあるので、復習、そしてまた解答を繰り返していきました。
難問に泣き、自分自身の基礎知識のなさ故にひどい点数を叩き出しては落ち込むこともありましたが、今となっては良い思い出です。
試験自体が数年ぶりということもあり、模試を体験しておいたおかげで本番でも落ち着いて解答することが出来ました。
番外編 ChatGPTと話す
最近何かと話題のChatGPT。
試験勉強中とはいえ気になりますよね?触ってみたいですよね?
なので試験対策として取り入れてみました。
勉強中にわからないことがあったらChatGPTに聞いてみました。
特に良いなと感じたのは、「○○と□□の違いについて教えてください」などの質問にも答えてもらえる点でした。
AWSのサービスの中には「似たような機能」なのだけれども「対象となる範囲が違う」ような点がたくさんあるなと、私は感じました。
そんなモヤッとした質問でも、それぞれのサービスの特徴を丁寧に教えてくれる。ChatGPT・・・好きです。
でもそんなChatGPTもまだ成長過程。教えてくれることを全て鵜呑みにするわけにはいきません。
もしも間違えた知識を教わったとして、それで試験に不合格になってもChatGPTを責めるわけにはいきません。
むしろこんなにお世話になっておいて責めるなんて、とんでもないことです。
あくまでも、試験勉強を重ねてきた自分の知識の土台がある上で質問するのが良いのではないかと感じました。
ChatGPTに質問したところ、誤った回答が返ってきたこともあります。
誤った箇所を指摘しつつ質問を行うと、ChatGPTは誤りを認めた上で別の回答をしてくれるという事例がありました。
素直、そして勤勉。見習いたいなと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか?
こういった記事を書くのは初めてのことで、きちんとまとめることが出来たかと心配です。
私のような初学者が勉強を続けることが出来たのは、
この記事に記載させていただいた講義や資料を提供してくださった皆様のおかげです。
ありがとうございます。合格できました!
クラウドプラクティショナー試験は、非エンジニアの営業職の方なども受験する場合があると聞きます。
学生の方などは就職を機に受験される場合などもあるかもしれません。
この記事を読んだ方が「自分も勉強していけるかもしれない。受かる気がする!」
と、少しでも感じていただけたら幸いです。
勉強しても勉強しても理解できないのはとても辛いです。
でも、やめないで続けたら理解出来るときが来ます。
理解できた瞬間はとても気持ちが良いものだということを皆さんはご存知だと思います。
私もまだまだ勉強を続けていきますので、一緒に頑張らせて下さい。
試験勉強中、私の上長もAWS認定試験を受験しておりました。
上長は学生時代から情報学やコンピューターサイエンスを学んできたゴリゴリのSEなので、
私がクラウドプラクティショナーを学んでいる間に、
クラウドプラクティショナー、ソリューションアーキテクト-アソシエイト、デベロッパー-アソシエイトと立て続けに合格されていき、
現在はSysOps合格に向けて取り組んでおります。
そんな上長のAWS認定試験奮闘記はコチラになります。
受験予定の方も、合格者の方も、そうではない方もぜひご覧ください。