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初心者が助かる実践的vim操作コマンド <移動-編集-保存>

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概要

初心者向けに実践的なvim操作を解説します。

対象

  • vim操作に慣れておらず、ターミナル内の操作に不安がある。
  • 説明ではなく実際に何を入力して何を押せば良いのか知りたい。

実践内容とvim操作

  1. 移動:cd ファイルが置いてあるディレクトリ
  2. ファイル確認:cat ファイル名
  3. ファイル開く:vim ファイル名
  4. ファイル編集開始:i
  5. ファイル編集終了:esc
  6. ファイル保存::w
  7. ファイル閉じる::q

1. 移動:cd ファイルが置いてあるディレクトリ

まずは cd で編集したいファイルの直下へ移動しましょう。
初心者でも cd は良く使うため、使える人が多いと思います。

MacBook-Air/home: cd directory
MacBook-Air/home/directory:

2. ファイル確認:cat ファイル名

「初心者は不安よな。CATで確認します。」

cat はファイル名を指定すると中身がババッと表示されます。

MacBook-Air/home/directory: cat hoge.rb
MacBook-Air/home/directory: cat hoge.rb
class hoge
  def move
    @fuanyona = fuanyona
  end
end

「自分は正しいファイルを操作しようとしているか。」
「不安感が強いので99%合ってるけど中身確認したい。」

と思ったときに唱えてあげてください。

3.ファイル開く:vim ファイル名

ファイル編集の前にファイルを開く過程があります。

MacBook-Air/home/directory: vim hoge.rb
MacBook-Air/home/directory: vim hoge.rb

class hoge
  def move
    @fuanyona = fuanyona
  end
end                                         
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                        
"hoge.rb" 10L, 100B

のような画面になります。

ファイルの中に入った状態で、普段編集しているVS Codeなどのエディタと同じです。

違う点は、vim操作の場合は編集のために追加操作が必要です。

またここからすぐに出たくなった場合は:qで出れます。

qの前に:を入力する必要があるので、忘れずに:qと打ちましょう。

4.ファイル編集開始:i

ファイルを開いたあとに iを押すと 下の方に -- INSERT --が出てきます。

MacBook-Air/home/directory: vim hoge.rb

class hoge
  def move
    @fuanyona = fuanyona
  end
end                                         
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                        
-- INSERT --

-- INSERT -- が出ると編集できます。

操作性は柔軟ではないのでカーソルの運びに慣れないかもしれません。

編集したい箇所を編集してください。

class hoge
  def move
    @ugokimasu = ugokimasu
  end
end                                                                  
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                       
-- INSERT --
-@fuanyona = fuanyona
+@ugokimasu = ugokimasu

のように中身を変えました。

5. ファイル編集終了:esc

iのあとは esciのあとは esciのあとは esc

覚えるまで唱えて印象付けましょう。

-- INSERT -- が消えるとOKです。

class hoge
  def move
    @ugokimasu = ugokimasu
  end
end                                         
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                        

6. ファイル保存::w

class hoge
  def move
    @ugokimasu = ugokimasu
  end
end                                         
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                        
:w

Enter

class hoge
  def move
    @ugokimasu = ugokimasu
  end
end                                         
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                        
"hoge.rb" 10L, 100B written

written があればOKです。

7. ファイル閉じる::q

class hoge
  def move
    @ugokimasu = ugokimasu
  end
end                                         
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                        
:q

Enter

MacBook-Air/home/directory: 

これで元の世界に戻ってきます。

最後に再catして編集内容が反映されてるか確認。

MacBook-Air/home/directory: cat hoge.rb
MacBook-Air/home/directory: cat hoge.rb
class hoge
  def move
    @ugokimasu = ugokimasu
  end
end                                         
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                       
~                                                                        
"hoge.rb" 10L, 100B

一言

不安な時は、catで安心すればいい。

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