仮想環境のCentos7のファイルをVS codeでリモート編集する

概略

VMwareを使って仮想マシン上にCentos 7をインストールした。centOS7上のファイルをもともとローカル環境（windows 10）にあったVS codeで編集したいと思い、VS codeのRemote Developmentを使って実行した。

環境

サーバー：centOS 7.7.1988
クライアント：windows 10 1903
VS code 1.42.1

VS codeのRemote Developmentの設定

VS codeの拡張機能であるRemote Developmentを使うことによって、リモートサーバーにssh接続をすることができます。VS codeの拡張機能追加（画像左端のメニューバーの四角形4つのアイコン）を選択して、検索ボックスに"Remote Development"と入力します。そうすると、Remote Developmentが検索結果として表示されるので、それをインストールします。

そしたら画面左下に表示される以下のアイコンをクリックします。

以下のような検索ボックスが起動するので、Remote-SSH:Connect to Host...を選択します。

続けてConfigure SSH Hosts...を選択します。

続けてC:\Users\ユーザ名\.ssh\configを選択します。下の画像ではユーザ名＝keikeとなっています。

configファイルが起動するので、HostNameの後ろににsshサーバーのIPアドレス、Userの後ろにユーザ名を入力して保存します。なお、この設定はaliasというホスト名で保存されます。ホスト名を変えたい場合は画像中のaliasのところを変更してください。

事前の設定は以上です。

リモートサーバー（Centos 7）にsshで接続

ここからリモートサーバーへssh接続していきます。先ほどaliasという名前のホスト名で設定をしたので、Remote-SSH:Connect to Host... ⇒ aliasと選択します。そうすると、VS codeの新しいウィンドウが起動し、接続先ホストのパスワードを求められるので、入力します。接続に成功すると、画面左下に以下のように表示されます。

試しにここでtest.phpというphpファイルを作ってリモートサーバー上に保存してみます。今のところ、以下の画像のようにリモートサーバ上のhomeにはファイルはありません。

test.phpはHello worldと表示するだけの簡単なファイルです。

test.php

<?php
    echo "Hello world\n";
?>

以下のように普通にVS codeでphpファイルを作成し、保存します。

これでcentos 7上にtest.phpが保存され、実行することもできます。