3年目のエンジニアが統計検定2級を受検し、ギリッギリ合格したのでその受検の様子を記載してみたいと思う。
背景
以下2つの考えがあり、受検をすることを決めた。
- データサイエンティストのキャリアを考えるうえで、統計の勉強をし、かつ履歴書に書けるレベルの資格を取得した方が良いだろうと考える
- 土日に何かしら勉強しないと暇
前提知識(私の経歴)
4年生大学の商学部を卒業。在学中に統計学は確かに履修し、どちらかというと得意なほうだったと記憶する。しかし、短期記憶の私からはそこで得た知識はいつの間にか消え去っていた。しかし、完全な初学者よりは前提知識がある気もするのであまり余計なことは言わないでおく。
勉強期間
2024年3月~2024年11月の金土日。総勉強時間は約150時間ぐらいだろうと思う。
勉強の仕方
端的にいうと勉強法はいたってシンプル。同じ1つの問題集を延々と繰り返しやり続け、わからないところがあったらネットで調べる。調べた内容をノートに書いて覚えていく。それだけである。
下記の問題集のわからない部分をほぼ理解できる状態になれば、合格できると思う。
ただし、注意。
後段でも述べるが問題集はCBT対応のものをやることをおすすめする。
なぜなら、CBT形式以前と以後では若干出題形式が変わっている。私は受検日に試験を受けていて、初めてそれに気づいたので結構ビビらされた。(ちゃんと前もって調べなさい)
下記に問題集とよく調べものに使ったサイトをご紹介する。
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問題集
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私が解いた問題集(CBT未対応):日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2018〜2021年]
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私が解いていない問題集(CBT対応):日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[CBT対応版]
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サイト
受検日までの流れ
- 受検予定日1~2週間前に、試験会場となるテストセンターやパソコン教室に直接申し込む
- 受検日前日は有給を取り、一日中勉強
受検当日
私は地元のテストセンターで受検。テストセンターあるあるなのかもしれないが、結構人の出入りが激しくうるさかったりするので神経質な人は大きいテストセンターにいくとそこまで気にならないかも。
先述した通りだが、CBT形式以前と以後では若干出題形式が変わっていることに気づいていなかったので結構ビビったが、一応全問回答を記載し試験終了。
結果
結果は66点!
合格点は60点なのでギリッギリ。とはいっても、合格は合格なので小さめに胸を張っておく。
これから受検しようと考えている方へ
他の皆さんの合格記を読んでいると、色んなe-learningやUdemyなどを受けられているようです。そういったものを活用されても良いと思います。
私は今までの勉強歴から、結局問題集しか自分の役に立たないという自覚があるのでこのような形式をとっていますが、必ずしも信用しすぎないように注意して頂きたい。
しかし、どんな勉強法を取っていても最も大事なのは、「基礎」。基礎さえわかっていれば、土壇場でも応用することは可能なので、小さい「わからない」を受検日当日まで潰し続けて頂きたいと思います。