はじめに
コマンドプロンプトで実行していた開発支援ツール（コマンドラインツール）を、拡張機能を作ってVSCode統合してみる。
（統合する開発支援ツールは、node.jsで作成されたコマンドラインツール）
まずは、VSCodeで動作するものを作り、その後、code-serverやEclipse theiaでも動作させたい。
【参考】code-server
【参考】Eclipse theia
開発環境
| バージョン | |
|---|---|
| OS | Windows 10 |
| VSCode | 1.39.2 |
| node.js | v12.6.0 |
| npm | 6.9.0 |
VSCode拡張機能「HelloWorld」
拡張機能の作成方法は、ググるとたくさんヒットするので、いろいろと参考にさせていただいた。
まずは、yoとgenerator-codeをインストールする。
> npm install -g yo
> npm install -g generator-code
そして、コード生成を実行
> yo code
いろいろと尋ねられるが、「New Extension (JavaScript)」を選択し、拡張機能の名前、拡張子、説明などを入力すると、コードが生成された。
生成されたコードの確認
extension.js
(コマンド登録部分「extension.helloworld」)
launch.json
(デバッグ実行の設定)
package.json
(コマンドパレットには「Hello World」と表示される)
実行してみる
実行ボタンを押す。
VSCodeがもうひとつ立ち上がる。
新しく立ち上がったほうのVSCodeで、コマンドパレットを表示(Ctrl + Shift + P)して、コマンドパレットに「Hello World」と入力しenterを押す。
「Hello World!」がポップアップ表示されました。
次回予定
少しこのサンプルをいじってみる。または、このサンプルをcode serverとか、Eclipse Theiaでも動くかを確認する。