はじめに
私事ですが、2025/3/1にて異動となり、異動先では今まで業務で使用していたMacBook Proの利用ができない状態になりました。理由は会社事情なので省略です。 (決してネガティブな理由ではないんで)
ということで、必然的に会社支給のWindowsで業務をせざるを得なくなったのですが、慣れるまで & 納得がいく環境ができるまでの数日間発狂しそうでした。
ということで、Windowsメインで使うにあたり、初心者ながら何をやったのかをまとめてみようと思います。
とはいえ、まだまだ微妙に発狂することがあるので、もっと色々覚える必要はありそうですが・・・
前提
会社支給のWindowsは、セキュリティの観点から管理者権限が取れません。
そのためインストール可能なものにも制限がかかります。
例えば筆者は本当はMagic Trackpadがつかいたい・・・のですが、そのためのドライバーはインストールできないなどという制限につながります。
また、これに連動してなのか、電源オプションの設定ができなくされてます。
勝手に短時間でスリープするのでまぁ困るんですよね。
ということで上記を踏まえて今回実施した内容を記載していきます。
ちなみに支給PCはノートです、一応書いておくと。
外付けキーボード・タッチパッド導入
MBPをクラムシェルで使っていた身としては、それに近いスタイルは継続したい。
ということで、以下を購入しました。(前者はたまたま別用途で購入していたのを引っ張り出してきたので結構古い)
- マイクロソフト デザイナー コンパクト キーボード 21Y-00019
- サンワダイレクト トラックパッド Bluetooth/有線 2WAY 振動機能 充電式 薄型 高精度 ジェスチャー操作 Windows専用 タッチパッド マウス ワイヤレス ガンメタリック 400-MABTY201GM
Magic Trackpadには遠く及びませんが、とりあえずピンチアウト・インや横スクロールが自然にできるなどというメリットが生まれました。
また3本指上スワイプからのタスク切り替えなどもできるように。
ただこのタッチパッド、バッテリーの持ちが悪いわ~
IME On / OffのやりっぷりをMacスタイルに変更
おそらく皆さんもやるであろう こんなこと をしています。
これは最低限必須。
ただしこれだけだと実は多少の問題があり、それは後述します。
外付けキーボードのFnction LockをONにする
どうも上述の外付けキーボードって、Fnキーがデフォルトで有効にならない (Fnと同時押しで初めて有効) のですよね。
なのでFunction Lock (確かFn + Shift + Caps) で常時ファンクションキーが有効になるようにしました。
でないと全角入力からのカナ・英数変換ができない。つらい。
異動直後はこういうちょっとしたことを調べる時間も全然取れず数日めちゃくちゃ苦労しました。
PowerToys導入
実際どうやってインストールしたのかは忘れたのですが、 PowerToys をインストールしました。
用途は以下の2点です。
PowerToysにてショートカットの追加・上書き
Cmd + 左、右でHome, End相当の操作をしたいのですが、まずそれができないストレス。
ということでPowerToysの Keyboard Manager を有効にし、以下のショートカットを追加しています。
ちなみに私はMBPのCaps LockはCmdに設定していたというのが前提。 (だって押しやすいしCapsいらないし)
- Ctrl (Left) + Left -> Home
- Ctrl (Left) * Right -> End
- Shift (Left) + IME On -> IME On
ポイントは3つ目。
おそらくWindowsって、Shift + IME Onをすると、カタカナ入力がアクティブになるんですよね?
これが結構邪魔くさくて、半角大文字入力から素早くIME Onすると、Shift入力がまだ残っているせいで「かな」ではなく「カナ」になってしまうという事象が頻発していました。
これがうっとうしいので、Shift + IME Onを、IME Onで上書きするというのがこれの意図。
かなり快適になりました。
PowerToysにてAwake設定
PowerToys システムツールに含まれるAwakeを有効にして、モードを「無期限に起動したままにする」にしています。
かつ「画面をオンにしたままにする」もActiveに。
これで短期間でいちいちスリープ突入する問題が回避できました。
ShareXの導入
ShareX を入れました。
これでスクリーンショットをMac風に取得できます。具体的には Ctrl + SHift + 4
とかでスクショを取るように設定できます。
随所に記事が落ちていると思うので参考にしてみてください。
タスクバーのシステムトレイに格納されてしまうアイコンを露出させる
Windowsのタスクバーって、タスクトレイにいろいろ収納されちゃうじゃないですか。
あれが逆に面倒 (1アクション増える) だったので、必要なものは直接外に出るように修正しました。
設定 > 個人用設定 > タスクバー > その他のシステムトレイアイコン
でできるんですね。
必要なものはこれで引き出して常時表示されるようにしました。
Windowsキーによるアプリケーションのディスプレイ間移動
私マルチディスプレイ環境で仕事してます。
Windowsキー + Tabなり、今回導入したタッチパッドの3本指スワイプなりで、Windowsでもタスク切り替えはできるのですが、そこから例えば特定のアプリケーションを別ディスプレイに直感的に持っていく・・・みたいなことがWindowsはできないんですね・・・ (知らないだけかな)
なので、アプリケーションをディスプレイ間でさくっと移動できないのがすごいストレスだったんです。
そこで便利なのが、 Windowsキー + Shift + Left or Right
。
これで一瞬でアクティブなアプリケーションがディスプレイ間を行き来してくれます。
これ相当便利。というか無いとストレス過ぎてやばいです。
とはいえ、最大化アプリケーション間を4本指スワイプで切り替えたい・・・
でも、これだけは実現方法がないらしく、諦めました。
あとこれに関連して、以下も結構便利
- Windowsキー + Upでウインドウ最大化
- Windowsキー + Left or Rightで画面左右にウインドウをすn
Notepad++ 導入
Macではちょっとしたテキストファイル編集には CotEditor を使っていたんですけど、それに相当するようないい感じのエディタが見つからず。
結局ここについては Notepad++ を使うことにしました。
その他キーボードショートカット
Ctrl + w でウインドウを閉じられる
MacだとCmd + wでウインドウが閉じられるとか、Cmd + qでアプリケーションを落とせるとかあるじゃないですか。
で、前者はWindowsでも意外と通用するんですね。これ知ったときはちょっと感動。
Ctrl + Tabでブラウザのタブ切り替えができる
MacだとCmd + Option + Left or Rightでブラウザのタブ切り替えとかできますよね。
これに相当するものは見つけられていないのですが、Ctrl + Tabで順送りでタブ切り替えはできるので、代替手段として使っています。
よく使うディレクトリをエクスプローラーの左ペインに常時表示する
ディレクトリを右クリックして クイックアクセスにピン留めする
と左ペインにショートカットが常時表示されるんですね。
筆者はよく使うフォルダをMacのFinderのように常時表示しておきたくて、そのやりっぷりがわかってませんでした。
これは単に「わたくしがWindows知らなすぎ」なだけだと思いますが、一応TIPSとして書いておきます。
おわりに
ということで、大分快適にはなってきました。
が、まだまだ足らんものが多いです。
そもそもシェル周りとか開発環境周りとかどう作ればいいのか全然知らない。
ということで、次はそのあたりに手を付けていきたいと思います。