こんにちは、プログラミング学習者の皆さん!今回は、JavaScriptの重要な概念である制御構造と条件分岐について詳しく解説します。これらの概念を理解することで、より柔軟で効率的なコードが書けるようになりますよ。
1. if文による条件分岐
if文は、特定の条件が真(true)の場合にのみ、特定のコードブロックを実行します。
let age = 20;
if (age >= 18) {
console.log("成人です");
}
この例では、ageが18以上の場合にのみ"成人です"と表示されます。
2. if-else文
if-else文を使うと、条件が偽(false)の場合の処理も指定できます。
let temperature = 25;
if (temperature > 30) {
console.log("暑いです");
} else {
console.log("快適です");
}
3. else if を使った複数の条件分岐
複数の条件を順番にチェックしたい場合は、else if を使います。
let score = 75;
if (score >= 90) {
console.log("優");
} else if (score >= 70) {
console.log("良");
} else if (score >= 50) {
console.log("可");
} else {
console.log("不可");
}
4. switch文
多くの条件分岐がある場合、switch文を使うとコードが読みやすくなります。
let day = "月";
switch (day) {
case "月":
case "火":
case "水":
case "木":
case "金":
console.log("平日です");
break;
case "土":
case "日":
console.log("週末です");
break;
default:
console.log("無効な曜日です");
}
5. 三項演算子
簡単な条件分岐なら、三項演算子を使うとコードを短く書けます。
let isRaining = true;
let action = isRaining ? "傘を持つ" : "傘は不要";
console.log(action);
まとめと練習問題
これらの制御構造を使いこなすことで、様々な状況に対応できるプログラムが書けるようになります。以下の練習問題に挑戦して、理解を深めましょう:
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ユーザーの年齢を受け取り、"未成年"、"成人"、"シニア"(65歳以上)を判定するプログラムを書いてください。
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1から7までの数字を受け取り、対応する曜日を返すswitch文を作成してください。
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二つの数値と演算子(+, -, *, /)を受け取り、計算結果を返す関数を作成してください。不正な演算子の場合はエラーメッセージを返してください。
これらの練習問題を解くことで、条件分岐の使い方をしっかり身につけることができます。次回は、ループ構造について詳しく見ていく予定です。それでは、Happy Coding!