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太陽を追いかけて発電効率をアップする「太陽光追尾システム」(マイコン無し)

Last updated at Posted at 2024-09-30

目的

小中学生向けのハンズオンの教材として使えないかと試作。「半田ごて」を使うのは少し危険なので、ブレッドボードを使う方法にした。

image.png

参考にしたサイト

Solar Tracking System Circuit Diagram

実施内容

①上記サイトの回路を元にブレッドボードの配置を考える
②ブレッドボードの配置は、オンラインCAD(www.tinkercad.com)を使用

  • 事前に色々試せるのでとても便利!

Smooth Kup.png

③実装

完成品

他の方の動画(参考)

感想

  • 動きがあるので子供受けが良さそう
  • 部品数も少なく、トータルコストが安い

課題

  1. 配線が多めで、少し複雑
  2. 本当は光センサーは太陽電池に取り付けるのだが、配線の弾性でモーターの回転を邪魔してしまう。工夫が必要。

部品一覧

購入先:秋月電子

image.png

IC,CdSは予備で2セット買っています(なので、1台あたりは半分で済みます)

その他

電子工作は素人なので、回路図を理解するためにChatGPTを活用しました。
想像以上にちゃんと解説してくれて、とても分かりやすかったです。

画像認識させた回路図

image.png

プロンプトと結果
■プロンプト
あなたは、電子工学の高校教師です。この回路の説明をして(15歳でもわかるように)

■結果
この回路は「自動太陽光追尾装置」といって、太陽の光を追いかけるために作られたものです。太陽の光を使って、パネルや装置が一番明るい方向を向くように調整する仕組みです。以下、わかりやすく説明します。

使われている部品
1.	LDR(光センサー) - この回路には「LDR1」と「LDR2」という2つの光センサーが使われています。LDRは光を感知する部品で、明るい光が当たると抵抗が小さくなり、暗くなると抵抗が大きくなります。この変化を使って、どちらのセンサーがより明るい方向を向いているかを判断します。
2.	TDA2822チップ - これはオペアンプ(オペレーショナルアンプ)と呼ばれるIC(集積回路)です。LDRから送られてくる光の信号を処理し、どちらに動かすべきかをモーターに伝える役割を持っています。
3.	モーター - モーターは、太陽の方向に向かって動くために回路に接続されています。TDA2822からの信号によって、右か左に動かされることで、パネルや装置が太陽を追いかけます。
4.	10kΩ抵抗 - これらの抵抗は、LDRの感度を調整したり、回路全体のバランスを取るために使われます。
5.	電池(3.7V) - この回路には3.7Vの電池が使われており、全体の電源を供給しています。

どうやって動くのか
1.	LDRが太陽光を感知
2.	2つのLDR(LDR1とLDR2)は、どちらがより強い光を受けているかを感知します。たとえば、LDR1が強い光を受けていると、その抵抗が下がります。
3.	TDA2822が信号を処理
4.	LDR1とLDR2からの信号がTDA2822に送られ、TDA2822はどちらのセンサーがより明るいかを判断します。もしLDR1が明るい光を受けていれば、モーターはその方向に動きます。
5.	モーターが動く
6.	モーターは、TDA2822からの信号に応じて回転し、装置を明るい方向に向けます。これにより、太陽を追いかけるように装置が動きます。
7.	太陽を追い続ける
8.	太陽が動くと、光の方向が変わります。それをLDRが感知し、またTDA2822に信号を送り、モーターが動いて装置が太陽を追いかける動きを続けます。

簡単なまとめ
•	LDRは光を感知して、どちらが明るいかを判断します。
•	TDA2822はその情報を使って、モーターを右か左に動かす指示を出します。
•	モーターが装置を動かして、太陽の光が一番よく当たる方向を向かせます。
これが「自動太陽光追尾装置」の動作の仕組みです!


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