##やりたいことメモ
・ESXi6.5のストレージをFreeNASのiSCSIに設定する
・iSCSIはマルチパス構成にして帯域を確保
・NICはIntel
##用意するもの
・FreeNAS 11.xサーバー
・ESXi 6.5サーバー
・LANハブ
##接続
###FreeNAS11.x側
####ネットワーク
#####インターフェース
######em0
iSCSI用ネットワーク側
インターフェース名:iscsi01(任意)
IP:192.168.128.10/24
オプション:mtu 9000
######em1
iSCSI用ネットワーク側
インターフェース名:iscsi02(任意)
IP:192.168.129.10/24
オプション:mtu 9000
######em2
普段使いのネットワーク側
インターフェース名:network(任意)
IP:192.168.x.xx/24
####共有
#####Block(iSCSI)
######Target Global Configuration
ベースネーム:iqn.2005-10.org.freenas.ctl(任意)
######ポータル
ポータルグループID:1
待ち受け:192.168.128.10:3260
ポータルグループID:2
待ち受け:192.168.129.10:3260
######イニシエーター(複数)
グループID:1
イニシエーター(複数):ALL
認証れたネットワーク:192.168.128.0/24
グループID:2
イニシエーター(複数):ALL
認証れたネットワーク:192.168.129.0/24
######認証されたアクセス
グループID:1
ユーザ:ESXI6(例)
シークレット:(適当な文字列)
######ターゲット
ターゲット名:ESXI6(例)
ターゲットエイリアス名:ESXI6(例)
ポータルグループID:1
イニシエーターグループID:1
ターゲット名:ESXI6-2(例)
ターゲットエイリアス名:ESXI6-2(例)
ポータルグループID:2
イニシエーターグループID:2
######エクステント
エクステント名:ESXi(例)
エクステントタイプ:ファイル
シリアル番号:(自動)
Path to the extent:/mnt/HDD/ESXi/HDD(例 FreeNAS内でのファイルパス)
エクステントサイズ:1TB(適当)
論理ブロックサイズ:512(例)
LUN RPM:5400(例)
######Associated Targets
ターゲット:ESXI6(例)
LUN ID:0
エクステント:ESXi(例)
ターゲット:ESXI6-2(例)
LUN ID:0
エクステント:ESXi(例)
###ESXi側
####ネットワーク
vmnic0:iSCSI側ネットワーク
vmnic1:iSCSI側ネットワーク
vmnic2:通常ネットワーク
####ポートグループ
名前:iSCSI01
仮想スイッチ:iSCSI
NICチーミング
ロードバランシング:明示的なフェイルオーバー順序を使用
フェイルオーバーの順序:vmnic0 アクティブ
vmnic1 スタンバイ
名前:iSCSI02
仮想スイッチ:iSCSI
NICチーミング
ロードバランシング:明示的なフェイルオーバー順序を使用
フェイルオーバーの順序:vmnic1 アクティブ
vmnic0 スタンバイ
#####VMKernel NIC
ポートグループ:iSCSI01
MTU:9000
IPバージョン:IPv4のみ
IPv4設定
構成:スタティック
アドレス:192.168.128.20
サブネットマスク:255.255.255.0
ポートグループ:iSCSI02
MTU:9000
IPバージョン:IPv4のみ
IPv4設定
構成:スタティック
アドレス:192.168.129.20
サブネットマスク:255.255.255.0
#####仮想スイッチ
名前:iSCSI1(iSCSI用ネットワーク)
MTU:9000
アップリンク1:vmnic0
アップリンク2:vmnic1
名前:vSwitch(通常ネットワーク)
MTU:1500
アップリンク1:vmnic2
####ストレージ
#####アダプタ
######iSCSI設定
iSCSIが有効です:有効
名前とエイリアス:(デフォルト値)
ネットワークポートもバインド
VMKernel NIC:vmk01
ポートグループ:iSCSI01
IPv4アドレス:192.168.128.20
VMKernel NIC:vmk02
ポートグループ:iSCSI02
IPv4アドレス:192.168.129.20
######固定ターゲット
ターゲット:iqn.2005-10.org.freenas.ctl:esxi6
アドレス:192.168.129.10
ポート:3260
ターゲット:iqn.2005-10.org.freenas.ctl:esxi6-2
アドレス:192.168.129.10
ポート:3260
ストレージのデバイス欄に「FreeNAS iSCSI Disk …」がでてくれば成功
###仕上げ
ESXi側にコマンドを設定してマルチパスを有効化する。
esxcli storage nmp device set --device ******** --psp VMW_PSP_RR