はじめに
- ゴールデンウィークは、色々工夫してヘッドレス運用可能にしてみたけど、今回はインチキ手法でヘッドレス(モニタとキーボードなし)してみたので紹介する。
- まぁ、コロンブスの卵的発想というか、多分、誰もが最初に考えつくことかと思うけど...
- モニタ:HDMI信号をキャプチャして母艦のモニタに映す
- キーボード:母艦のキーボードをBluetoothキーボード化して、ラズパイに繋ぐ
- それだけ
買ったもの
利用方法
- キャプチャ画面
macos用のキャプチャアプリを自作したので、playgroundsを使えるひとは、obsの代わりに使ってみてください。画面の遅延が減って、使い勝手が向上します。
- Bluetoothキーボード化アプリ
- app storeで購入可能。他にもいくつかの候補はあるけど、これが最もまともな気がした。typeetoも1keyboardも、昔は定番っぽかったみたいだけど、最近は更新されてないし、値段も1000円以上するし。
- これの導入はつまづきポイントもないし、解説サボってもいいよね...まあ、最低限の留意点を言えば、最初にBluetooth設定するときは、有線で繋ぐキーボードやマウスが必要ってことと、設定後は、「オプション+コマンド+P」でキーボードの支配権がこのアプリに移ると言うことかな。
- そして、タッチパッドの支配権は自動的には移らないから、「コントロール+オプション」で切り替えることとなる。キーボードの支配権を移したときに、自動的にタッチパッドの支配権も移したければ、下記のフラグを立てておく。
M5stack社の小さいキーボードを有線式のusbキーボード&マウスにするスケッチを書いたので、気が向いたら参考にみてください。
おわりに
- とりあえず、linuxの知識ゼロでもヘッドレスもどきが出来るということが分かったけど、実際にやってみると、タッチパッドの反応がワンテンポ遅れるから、気持ち悪い。
- この方法は、usb-cヘッドレスなんかの作業をしているときに、緊急避難的にhdmiで画面を見たいケースに限定した使い方かなぁ。やっぱり、タッチパッドの反応が悪いのは駄目だわ。