WordPressをインストールしたら、複数のフォルダ、ファイルが構成されています。
インストールした直後のフォルダとファイルについて、どんなものがあるのかをざっくり把握しておきたい。
WordPressのフォルダ、ファイル構成
ファイル | 内容 |
---|---|
index.php | プログラムファイル |
wp-config.php | 設定ファイル。データベースのログイン情報など |
wp-admin/ | 管理画面で使用されるプログラムファイル |
wp-content/ | 投稿に含まれる画像、プラグインが保存される |
wp-content/languages/ | 言語設定ファイルが含まれるフォルダ |
wp-content/plugins/ | プラグインファイルが含まれるフォルダ |
wp-content/themes/ | テーマファイルが含まれるフォルダ |
...その他 | その他の各種プログラムファイル等 |
ほとんどのファイルは、直接編集するものではない。
例外的に直接編集する可能性があるファイルは、
- wp-confing.php
- wp-content/ の各種ファイル
wp-confing.phpは、データベースのログイン情報が入っているファイル
データベースのパスワードを変更した時や、デバックモードで開発をしたいときに編集する。
補足:デバッグモードで開発を行う
ここで、PHPについておさらい
PHPは変なコードを書くとエラーメッセージをページに出力します。
PHPのエラーの種類
エラー | 内容 |
---|---|
E_ERROR | 重大な実行時エラー。プログラムの実行が中断される。 |
E_WARNING | 実行時の警告(致命的ではない)プログラムの実行は中断されない |
E_PARSE | コンパイル時のパースエラー。パースエラーはパーサでのみ生成される。いわゆる書き間違い(文法間違い、シンタックスエラー)によるエラーのことで、プログラムは中断される |
E_NOTICE | 注意。エラーとまでは言えず、そのまま実行されるが、未定義の変数を使っているなど、より大きなエラーにつながる可能性がある質の低いプログラムの修正を促す |
PHPのエラー表示は、E_PARSE以上のエラーが発生すると、ページ上にエラーが表示される仕組みです。
WordPressも同様。
wp-confing.phpの設定を変更することで、E_NOTICEのエラーも表示させることができます。
これがデバッグモードです。
wp-configを開いて、下の方にスクロールしていくと、以下のコードが書かれているので、修正します。
/**
* 開発者へ:WordPressデバックモード
*
* この値を true にすると、開発中に(notice)を表示します。
* テーマおよびプラグインの開発者には、その開発環境においてこの WP_DEBUG を使用することを強く推奨します。
*
* その他のデバッグに利用できる定数については Codex をご覧ください。
*
* @link http://wpdocs.osdn.jp/WordPress%E381%A7%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%90%E4%83%83%E3%82%B0
*/
//define('WP_DEBUG', false);
define('WP_DEBUG', true);
//falseをtrueに変更