#この春エンジニアになる皆さん
おめでとうございます。
この記事は、主に中小のソフトウェア会社に勤める予定の人を対象にした記事です。
#30歳エンジニア(当方)経歴
- 理系大卒
- 中小のソフトウェア会社[A]入社(5年)
- 中小のソフトウェア会社[B]入社(2年)
- ベンチャー会社入社[C](今)
#まずこれだけ言いたい
- 辛かったら、身体壊しそうならすぐ辞めろ!!
- 1つの会社に3年いろとかあれは罠だ!!
- 中小ほど搾取の幅がひどい!!
今回はあなたの会社がブラック会社か簡単にわかるリストを用意しました。
#ブラック会社判定10項目リスト
- 残業代制度が無く、エンジニアの稼働が恐ろしく高い
- 仕事の取引先が2次受け以降である
- 会社のトピックス情報が滞っている
- 会社のサイトが今の時代と逆行している・フリー素材らしき物を使用している
- 会社からの教育制度の内容が適当、または外部セミナーに丸投げ
- エンジニアを積極的に派遣させる業務がある
- 自社サービス・製品が無い
- 自社ブログが無い、あっても内容が技術以外のどうでもいい記事が多い
- 使用技術・言語に関する情報が時代と逆行している
- 会社訪問時にMacがほとんど無い、古臭いマシンばかりが乱立している
全部当てはまる:
間違いなくブラック会社です。次の転職先を探しましょう。
6〜9個当てはまる:
ブラック会社の危険性が高いです。次の転職先を探しましょう。
3〜5個当てはまる:
ブラック会社の危険性がやや高いです。技術力を身につけてどうするか考えましょう。
1〜2個当てはまる:
ブラック会社の危険性が多少あります。人脈と技術力を身につけましょう。
全部当てはまらない:
優良な会社です。幅広い人脈と技術力を身につけましょう。
#ブラック会社判定リスト深掘
給与面(上記1〜2項目)
ブラック会社ほど査定を他社より落としてきます。
かつ流動的になると管理が面倒なのでなるべく簡素にする傾向があります。
エンジニアの管理もできない会社があなたをサポートしてくれるでしょうか?
(システムでちゃんと管理しているところは別ですよ?)
この項目は入社前だとわかりづらいかもしれません。
担当者に直接聞くなりしましょう。(嘘だったとしてもアドバンテージは得られます)
自社体制面(上記3〜7項目)
ブラック会社ほど体制が整っていません。
中小ソフトウェア会社のメリットの一環としては
教育制度、技術のコミュニケーションの距離感が近いくらいかなと思っていますが
これすら存在しないと所属している意味がありません
受託が無い、自社サービスが無いのは
エンジニアを派遣丸投げのマージンで利益を得ているのはほぼ確定です。
あなたを50万円で大企業に売って、あなたの少ない給与との差額で利益を得ます。
これが成果主義ならともかく年功序列だと最悪です。
技術面(上記8〜10項目)
エンジニアを目指す上で最も大切な項目。
自社の技術が酷ければ、外で買い手がつきません。
また技術を大切にしている会社ほど、
エンジニアの武器であるマシンにお金をかけています。
#会社に入ってすべきこと
嘘!私の会社ブラックかも...!
と悲観することはありません。
まずは役割(ポジション)を決めておきましょう。
自分はどんなエンジニアになりたいか、どんな分野でやりたいか。
そこはエンジニアでもスポーツ選手でも同じです。
一口にエンジニアと言ってもインフラ系、アプリ系、Web系他と色々あります。
役割を決めたらその分野に積極的にコミットしていきましょう。
勉強会に参加するも、その分野が得意な人に話を聞くのも良いです。
勉強会参加向けのサービスもあります。(下記)
https://connpass.com/
会社によっては役割が決められ、自分のしたいことと乖離が生じるかもしれません。
はっきりとやりたくないことはNOと言える意識を持っておきましょう。
#役割(ポジション)決め
これは、プログラムの難易度だったり
技術者の人数分布の統計だったり
時代のトレンドを加味して決めた方がお得です。
最終的にはやりたいかやりたく無いか
自分に合っているか合っていないかだと思いますけどね。
さわりの勉強法でオススメなのがドットインストール(下記)
http://dotinstall.com/lessons
#技術力を身につけたら
ブラック会社に所属する意味は無いです。
今の世の中、技術力があればエンジニアは引く手数多な世の中なので、
技術力があれば何とかなります。
当初に比べて、仕事もネットから探せる時代になってきました。
#最後に
社会人になっても勉強、勉強です。
IT業界は事情がコロコロ変わるので、他の分野と比べてその比重が高いです。
どんな会社に行っても、学べる環境はまず確立させましょう。
技術の自信が持てたら世界が広がります。
30歳エンジニアからの新人プログラマへのアドバイスでした。