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はじめに

Databricks AppsでSQL Warehouseを導入しようと思った際に、
SQLAlchemy + alembicでマイグレーションを実行する環境がどこかないかと思い探すと、WebTerminaなる機能があることを知りました。
ただ、初期状態だと有効化されていなかったので、有効化する方法をまとめます。

手順

以下手順はWorkspace管理者権限で実行しています。

  1. Databricks Workspaceからユーザアイコンをクリック、設定を開く
    01_user_setting.png

  2. 画面左側メニューからクラスター>汎用クラスター>Webターミナルをオフからオンに変更
    02_web_terminal_on.png

使い方

Web Terminalはサーバレス環境では使用できません

  1. クラスターから適当なクラスタをPersonal Computeで作成
    03_create_cluster.png

  2. ワークスペースから適当なPythonファイルを開く
    04_open_python_file.png

  3. 画面右上の'接続済み'をクリックし、作成したクラスタを選択
    05_connect_cluster.png

  4. 表示からWebターミナルをクリックすると、Web Terminalが起動します
    06_click_terminal.png

Web Terminal 初期状態

起動したターミナルで以下コマンドを実行すると、パス、Pythonのバージョン、パッケージ一覧が表示されます。
インスタンスには自動で自分のホームディレクトリ配下がマウントされているようです。
(alembic, SQLAlchemyは初期状態でインストールされていました。fastapiはなかったです。)

pwd
// /Workspace/Users/<username>

python --version
// Python 3.12.3

pip list
// Package    Version
// ---------- -------
// ...
// alembic 1.14.0
// ...
// SQLAlchemy 2.0.30
// ...

まとめ

Databricks WebTerminalについて、利用できるように設定してみました。

  1. 設定と有効化

    • Workspace管理者権限で設定可能
    • 汎用クラスター設定から簡単に有効化できる
  2. 利用条件と環境

    • サーバレス環境では利用不可
    • Personal Computeクラスターが必要
  3. 初期環境の特徴

    • Python 3.12.3が標準搭載
    • alembic、SQLAlchemyなどの主要パッケージが事前インストール済み
    • ユーザーのホームディレクトリが自動マウント

参考

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