先日、AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル を受験してきました。
結果は残念ながらの不合格ですが、今後受験する人の参考になればと簡単に試験の内容と対策などをまとめられたらと思います。
試験概要
詳細な内容は 公式サイトにあるのですが、簡単にまとめると、AWS の各サービスを使って、高い可用性・耐障害性なアーキテクチャを与えられた要件に基づいて選択・設計できるかを確認する試験です。
勉強期間
1ヶ月ぐらいです。
だいたい仕事の前と終わり、土日は気が向いたら喫茶店とかで勉強するスタイルでした。
勉強法
この資格の一番辛いところは参考書がないとこです。
そのため、AWSが提供している、ホワイトペーパーだったり、BlackBelt、各サービスのドキュメントを中心に読み込みつつ、デザインパターン周りの本を読んで各サービスの仕様と使い所を覚えていきました。
その他にサンプル問題と模擬試験も合わせて受験し、実際にどういった問題や時間配分で問題を解いていけばいいかも確認。
- AWS ホワイトペーパー
- AWS クラウドサービス活用資料集
- AWS ドキュメント
- Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂版
- Amazon Web Services クラウドデザインパターン実装ガイド 改訂版
- Amazon Web Services クラウドデザインパターン設計ガイド 改訂版
試験当日
当日は早めに試験会場付近の喫茶店に到着して、軽く復習してからのレッドブルで頭をキレキレにして試験に臨みました。
試験結果
総合スコア: 53%
トピックレベルのスコア:
1.0 High Availability and Business Continuity: 58%
2.0 Costing: 50%
3.0 Deployment Management: 62%
4.0 Network Design: 50%
5.0 Data Storage: 58%
6.0 Security: 43%
7.0 Scalability & Elasticity: 53%
8.0 Cloud Migration & Hybrid Architecture: 57%
どの分野も平均的に 50% ですが、よく見るとデプロイ周りが他より少しできているのは、実際に業務でデプロイ関連のサービスを使ったことがあるのが要因の一つかもしれません。
ちなみに、合格ラインに関してはAWS側からは特別公表していないようなので正確な合格ラインはわからないのですが、いろんな人の受験したブログや記事を読むとどうやら 65% あたりが合格ラインのようです。
試験の振り返り
試験内容は模擬試験とほぼ変わらず(似た問題もチラホラ)、択一選択問題、複数選択問題、状況把握問題となっていて、内容も各AWSサービスの詳細な仕様を問うのではなく、その仕様を理解した上で、求められている課題をどうやって解決できるのかを問う問題ばかりでした。そこは、やはりアソシエイトの試験とは大きく違うところだと思います。
その他に試験全体の傾向として、オンプレとAWSの連携が絡む問題が多く (VPNやダイレクトコネクトなど)、ネットワークの知識が弱いと少し苦戦する印象でした。- 自分がそう(悲)
まとめ
なんでもそうですが、結果ではなくそこに到達する過程が大事だと思っています。(言い聞かせてます)
不合格になってしまったのは気持ち的にも金銭的にもかなり辛いですが、また機会があればリベンジして合格を勝ち取りたいと思います。