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ルネサス製 ARM MCU REファミリ(RE01)の環境立ち上げ

Last updated at Posted at 2020-10-17

Something went wrong
ルネサスREファミリの開発環境を立ち上げたのでまとめました。

なお、ルネサスWEBにてルネサスWeb REファミリ開発環境セッティング動画
公開されているので、公式で学びたい方はこちらを見てください。※要ログイン

この記事で学べること

  • ルネサス製ARM Cortex搭載 REファミリの開発環境の立ち上げ方
    • 開発ボード(ターゲットボード)
    • 開発環境(IDE)
    • サンプルコードの入手先

本記事のゴール

  • ルネサスREファミリの開発ボードの入手(入手先を知る)
  • ルネサスREファミリの開発環境のインストール
  • サンプルコードを使用してRE01 256KBのターゲットボードでLチカ動作を確認

今回準備するもの(使用するもの)

以下を使用します。

  • 開発環境導入のサマリ
    • デバッガは不要。ターゲットボードにはJ-Link OBというオンチップデバッガが搭載されているため。
    • 開発環境は、e2 studioを使用する。
      開発環境は、IAR EWARMとルネサス e2studioのいずれかが使用できます。
      IARは無償だと32kBまでなので、今後の拡張を考え、本記事では完全無償のGCCが使えるe2 studioを開発環境にします。
No 項目名 製品名(型名)
1 開発ボード(ターゲットボード) - 購入先(チップワンストップ)
- 公式(リンクが見つけ難いが、こちらからも購入先に飛べる)
2 開発環境(IDE) 以下のどちらかをダウンロード
- e2 studio:ルネサス製
  ※本記事ではe2 studioを使用。無料で使えるGCCを使うため

- IAR製 EWARM
3 RE CMSISドライバS/Wパッケージ RE CMSISドライバS/Wパッケージ(ルネサス配布)
4 サンプルコード Lチカプログラム(ルネサス配布)

解説

1.開発ボードの入手

開発ボードを入手します。
入手先は色々ありますが、一番価格が安い(私が調べた限り)チップワンストップを紹介します。
- 購入先(チップワンストップ)

image.png

参考:他の入手先
ルネサスのWEBにあるリンク先から入手先に飛べます
256_board_buy.gif

  • ルネサスREファミリの開発ボードの入手(入手先を知る)
  • ルネサスREファミリの開発環境のインストール
  • サンプルコードを使用してRE01 256KBのターゲットボードでLチカ動作を確認

2.開発環境の入手とインストール

REファミリの開発環境は、IAR社のEWARM or ルネサス製のe2 studioが使用できる。
IAR EWARMはコンパイラが有償であるため、今回は、e2 studioでコンパイル時のサイズ制限の無いGCC環境を立ち上げる。
 補足:
   1.IAR EWARMでも32KBまでは無償評価版でビルド可能。
   2.IAR EWARMでもe2 studioでもルネサス提供のドライバは使用可能(使用する上で差は無い)

2.1 e2 studio の入手

以下よりe2 studioの最新版を入手してください。
e2 studio:ルネサス製

e2studio.gif

2.2 e2 studio のインストール

基本的にREファミリを選択肢インストールしていくだけ。
image.png
image.png
以降はデフォルトのままでOK
image.png

2.3 ARM GCCのインストール

なぜかe2 studioをインストールしただけではGNU GCCがインストールされなかった。
REファミリは少し古いGCC v6-2017-q2-updateを使用して開発されているため、本バージョンをダウンロード。

ARM GCC V6-2017-q2-update

ARM GCC V6-2017-q2-update入手場所(ダウンロード)

image.png

ダウンロードしてインストールするだけ。

2.4 e2 studioにARM GCCの関連付け

ARM GCCをインストール後、e2 studioを開くと、ARM GCCの登録確認ウインドが開く。
インストールしたコンパイラにチェックが入っていることを確認してOKを押す。(この画面スクリーンショット取り忘れた)

もし、チェックし忘れた方がいた場合
e2 studioを開き、[ヘルプ]のRenesasツールチェーンの追加をクリック
image.png
以下の画面で追加できます。
image.png

  • ルネサスREファミリの開発ボードの入手(入手先を知る)
  • ルネサスREファミリの開発環境のインストール
  • サンプルコードを使用してRE01 256KBのターゲットボードでLチカ動作を確認

3. Lチカサンプルコードのダウンロード(要ルネサスアカウント)

REファミリのサンプルコード配布ページに行きます
REファミリサンプルコードWEB ←ココ
image.png

↓実際のダウンロードページとLチカプログラムの場所
ローレベルサンプルコードのカテゴリにあります。

本ページより以下がダウンロード可能
・ドライバのスタートアップガイド
・CMSIS Driverパッケージ
・サンプルコード(Lチカ含む)

RE_sample.gif
サンプルコードをダウンロード(ココからダウンロード可)
RE01 1500KBグループ、256KBグループ LED点滅サンプルコード アプリケーションノート

4. Lチカプログラムのインポートと実行

あとはLチカプログラムを実行するだけです。

4.1 ボードの設定

その前にボードのジャンパ設定を確認しましょう。
※ルネサスWEB RE環境立ち上げ動画より引用
 図と枠がずれているような・・・・
image.png

4.2 サンプルコードをe2 studioへインポート

ダウンロードしたZIPファイル(r01an4950xx0101-re.zip)を解凍します。

image.png

an4950_gpio_re_256kb.zipがRE01 256KB用のプロジェクトです。
これをe2 studioで読み込みます。

手順は以下のGIF動画参照

import.gif

4.3 プロジェクトをビルド

e2 studioの右上にあるトンカチマークをクリック。
もし、ビルドできない場合は左のプロジェクトエクスプローラで
一度今回インポートしたプロジェクトを選択したあと、再度ビルドを実行してください。
image.png

4.4 デバッグ:ターゲットボード(EK-RE01 256KB)に接続してデバッグ

ビルドが無事に完了できれば後はターゲットボードに接続して、ターゲットボードにプログラムをダウンロードするだけです。
今回のターゲットボード(EK RE01 256KB)にはJ-Link OB(オンチップデバッガ)が搭載されているためUSBケーブルを指しこむだけでデバッグが可能です。

e2 studioの設定画面は以下です。今回ダウンロードしたサンプルコードもJ-Link OBでデバッガ設定されているため、設定変更は不要です。
デバッガ設定までの手順↓
ezgif.com-gif-maker (3).gif

4.5 デバッグ:実行

最後に実行ボタンを押して実行すると以下のようにLED(赤枠部分)が点滅します。

ezgif.com-gif-maker (2).gif

以上で全項目が完了です。

  • ルネサスREファミリの開発ボードの入手(入手先を知る)
  • ルネサスREファミリの開発環境のインストール
  • サンプルコードを使用してRE01 256KBのターゲットボードでLチカ動作を確認

参考文献

ルネサスWeb REファミリ開発環境セッティング動画
image.png

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