iOS 10から、ユーザーのプライバシー情報にアクセスする際のセキュリティが強化されました。
そのため、フォトライブラリーにアクセスする際には、利用者に許可をしてもらう必要があります。
Monacaで開発するアプリをiOS 10で使用した場合、input
タグの type
属性に file
を指定されていると、通常フォトライブラリーが開きます。この時、アプリに適切な設定がされていないと、フォトライブラリーにアクセスした際に、アプリが落ちてしまいます。
NSPhotoLibraryUsageDescriptionの設定
Monacaでは、config.xmlに下記の設定を行うことで回避することができます。
config.xml
<platform name="ios">
<config-file target="*-Info.plist" parent="NSPhotoLibraryUsageDescription">
<string>ここに、説明文を記載します。</string>
</config-file>
</platform>
Monacaデバッガーには、NSPhotoLibraryUsageDescription
の設定がされているため、iOS 10で使用しても上記の理由で落ちることはありません。
ビルドしたアプリをiOS 10で使用した際、フォトライブラリーにアクセスした時にアプリが落ちる場合は、上記の設定をお試しください。