#はじめに
この投稿は、RPAツール「UiPath」での 実装例 について記事です。
今回は、GSuite アプリケーションスコープの認証を並列アクティビティで自動操作する方法を紹介します。
UiPath Advent Calendar 2021/12/12 の投稿です。
#GSuite アプリケーションスコープの自動認証
GSuiteアプリの自動化にはまずGoogle側のAPI許可、認証等の設定を行う必要があります。
UiPath.GSuite.Activitiesパッケージをインストールし、GSuiteApplicationScopeアクティビティの中にFindFilesアクティビティを置いてドライブ上のファイルを検索をします。
実行すると認証画面が表示されます。
認証が許可された後は次に認証が切れるまで認証画面が表示されない場合があります。
本来この操作は手動で行う必要がありますが、Parallelアクティビティを使って自動化します。
Parallelアクティビティのプロパティを設定します。
条件=True
の場合は、含められたアクティビティの内、一つでも完了すれば次のアクティビティに遷移します。
条件=False
の場合は、含められたアクティビティの全てが完了した後に次のアクティビティに遷移します。
Parallelアクティビティの中にGSuiteApplicationScopeアクティビティを置き、隣には認証画面を操作するフローを入れます。
ここでは認証画面の操作を別のワークフローファイル(Gsuite認証.xaml)に記載して呼び出しています。
Parallelアクティビティのプロパティで条件=True
を選択した場合は、Gsuiteアプリの操作が完了するまで、「Gsuite認証.xaml」ファイル内で待機する必要があります。
Parallelアクティビティのプロパティで条件=False
を選択した場合は、「Gsuite認証.xaml」ファイル内で処理が止まらないようにする必要があります。
これでGSuite アプリケーションスコープの自動認証が完了です。
#おわりに
如何でしたでしょうか。
本記事が役に立てれば幸いです。
閲覧頂き有難う御座いました。