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人工知能学会2020&2019年の集計(データセットあり)

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#人工知能学会2020と2019の集計
今年はオンライン開催になりましたが、来年は仙台で現地開催できることを願ってます。

鳥海先生のNoteの二番煎じにもなっていない。
単純な集計結果です。

一般セッション、インタラクティブセッション、オーガナイズドセッション、近未来チャレンジセッションの予稿集から学術機関(大学、大学院、専門学校、国立研究所)、民間企業の発表件数、著者数、そしてキーワードを抽出してまとめた。
国際セッションは英語→日本語変換が面倒なのと、名寄せも面倒なので株式会社と(株)を取り除くくらいしかやってません。
データセットはここにJSON形式であるので、ぜひもっとちゃんと分析してみてください。

データ形式.json
{
	セッション番号: {
		"url": String Type,
		"category": String Type,
		"sub_category": Dict Type,
		"section_num": String Type,
		"section_title": String Type,
		"schedule_num": Int Type,
		"like_num": Int Type,
		"comment_num": Int Type,
		"keywords": List Type,
		"title":  String Type,
		"org":  Dict Type,
		"co-author": List Type,
		"author": String Type,
		"authors_org": {
			組織番号 : List Type
		}
	}
}

##JSAI2020
ホームページ: http://ai-gakkai.or.jp/jsai2020/
日時:2020/6/9-2020/6/12
会場:オンライン開催(Zoom)

###学術機関の発表件数(2020年)

順位 組織 件数
1 東京大学 73
2 早稲田大学 29
3 筑波大学 24
3 名古屋大学 24
4 産業技術総合研究所 23
4 電気通信大学 23
5 大阪大学 21

東大強い。理研もかなり数があったのですが、表記が揺れまくってたためうまく集計できてません。
理研の皆様におかれましてはぜひ来年から組織の表記方法を統一して頂ければ。

###民間企業の発表件数(2020年)

順位 組織 件数
1 サイバーエージェント 15
2 NTTコミュニケーション科学基礎研究所 14
3 みんなの認知症情報学会 8
4 NTTコミュニケーションズ 7
4 富士通研究所 7
4 野村アセットマネジメント 7
5 パナソニック 6
5 株グリッド 6

サイバーエージェント、NTT基礎研が10件以上の発表。企業ブースを出しているところがほとんど。

###著者別発表数(2020年)

順位 氏名 件数
1 松尾 豊 14
2 桐山 伸也 11
2 小林 一郎 11
2 鳥海 不二夫 11
3 長井 隆行 10
4 後藤 正幸 9
5 谷口 忠大 8

わーくにが誇る人工知能の第一人者、松尾先生が首位。
静岡大学の桐山先生、お茶大の小林先生、東大の鳥海先生が同率2位。

###中心性(2020年)

順位 次数 固有
1 松尾 豊 松尾 豊
2 桐山 伸也 桐山 伸也
3 小林 一郎 鳥海 不二夫
4 鳥海 不二夫 小林 一郎
5 長井 隆行 長井 隆行
6 後藤 正幸 後藤 正幸
7 谷口 忠大 谷口 忠大
8 小野田 崇 小林 哲則
9 石川 翔吾 鈴木 雅大
10 小林 哲則 小野田 崇

次数中心性と固有ベクトル中心性の上位10名
著者のランキングと同様。

###キーワード(2020年)

順位 キーワード 件数
1 深層学習 67
2 機械学習 62
3 自然言語処理 41
4 強化学習 35
5 人工知能 25
6 ニューラルネットワーク 21
7 テキストマイニング 19
8 クラスタリング 17
9 異常検知 13
10 画像認識 11
10 LSTM 11

キーワードは深層学習、機械学習が多く、自然言語処理、強化学習、人工知能と続く。まだまだ深層学習を研究のキーワードとして挙げている研究が多い。

##JSAI2019
ホームページ: http://ai-gakkai.or.jp/jsai2019/
日時:2019/6/4-2019/6/7
会場:朱鷺メッセ(新潟県新潟市)

###学術機関の発表件数(2019年)

順位 組織 件数
1 東京大学 60
2 電気通信大学 25
2 大阪大学 25
3 名古屋工業大学 23
4 早稲田大学 22
5 国立情報学研究所 21

今年同様に東大が首位。

###民間企業の発表件数(2019年)

順位 組織 件数
1 富士通研究所 8
1 NEC 8
2 サイバーエージェント 7
3 鹿島建設 6
3 NTTコミュニケーション科学基礎研究所 6
4 野村アセットマネジメント 5
4 ヤフー 5
5 八千代エンジニヤリング 4
5 情報通信研究機構 4
5 沖電気工業 4

昨年度は富士通研究所とNECが首位。
サイバーエージェントとNTT基礎研、野村アセットが二年連続でランクイン。

###著者別発表数(2019年)

順位 氏名 件数
1 和泉 潔 11
2 坂地 泰紀 10
3 坂田 一郎 9
3 長井 隆行 9
3 小林 一郎 9
3 松尾 豊 9
4 谷口 忠大 8
5 島田 尚 7
5 小林 哲則 7
5 伊藤 孝行 7
5 森 直樹 7
5 松島 裕康 7
5 鳥海 不二夫 7

昨年度は東大の和泉先生、和泉先生と同じ研究室の坂地先生がワンツー。
さらに東大の坂田先生、電通大の長井先生、お茶大の小林先生、わーくにが誇 以下略)の松尾先生が同率3位。
松尾先生、小林先生、鳥海先生、長井先生、谷口先生が二年連続でランクイン。

###中心性(2019年)

順位 次数 固有
1 和泉 潔 和泉 潔
2 坂地 泰紀 坂地 泰紀
3 小林 一郎 長井 隆行
4 長井 隆行 小林 一郎
5 坂田 一郎 松尾 豊
6 松尾 豊 坂田 一郎
7 谷口 忠大 谷口 忠大
8 島田 尚 森 直樹
9 小林 哲則 小林 哲則
10 松島 裕康 松島 裕康

次数中心性と固有ベクトル中心性の上位10名
著者のランキングと同様。

###キーワード(2019年)

順位 キーワード 件数
1 深層学習 63
2 機械学習 37
3 強化学習 28
4 自然言語処理 21
5 人工知能 20
6 ニューラルネットワーク 14
6 畳み込みニューラルネットワーク 14
8 テキストマイニング 12
9 深層強化学習 11
10 クラスタリング 9
10 対話システム 9
10 脳波 9

昨年は今年よりも深層学習をテーマにした研究が多かった。
あとのキーワードは今年とほとんど同様。

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