OpenAIとAnthropicのAPI料金比較
普段、Cursorを使用してコーディングしていますが、Proプランに加入しているに_もかかわらず、月末には500回の使用制限に達してしまいます。そのため、APIを自前で登録して使用することになります。高精度な出力を得るため、これまで特に考慮せずにClaude 3.5 Sonnetを使用してきました。しかし、最近ではエージェントなどを利用する際にトークン数の消費が気になってきました。OpenAIからコスパが良いo3-miniなども出てきたで、この機会に費用感を調べて整理しようと思い立ちました。
Cursor:https://www.cursor.com/
Cursor pricing:https://www.cursor.com/pricing
OpenAIのAPI料金
OpenAIは、複数のモデルを提供しており、それぞれに異なる料金体系があります。以下は、主要なモデルの料金です。
モデル名 | 入力料金($ / 1,000,000トークン) | 出力料金($ / 1,000,000トークン) |
---|---|---|
GPT-4o | $2.50 | $10.00 |
GPT-4o mini | $0.15 | $0.60 |
o3-mini | $1.10 | $4.40 |
出典元:https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
2025年2月12日時点
以前に投稿していた内容に間違えがあったので修正致しました
・GPT-4o: 高度なタスクに対応できる最強のモデルです。計算能力が高いため、コストは他のモデルよりも高めです。
・GPT-4o mini: より低価格で提供されるモデルで、日常的なタスクや軽い処理に適しています。
・o3-mini: コスト効率が良く、軽めのタスクに使用するのに適したモデルです。
AnthropicのAPI料金
Anthropicは、「Claude」シリーズという言語モデルを提供しており、特に「Claude 3.5 Sonnet」は最も高度なモデルとして注目されています。以下は、AnthropicのAPI料金です。
モデル名 | 入力料金($ / 1,000,000トークン) | 出力料金($ / 1,000,000トークン) |
---|---|---|
Claude 3.5 Sonnet | $3.00 | $15.00 |
Claude 3.5 Haiku | $0.80 | $4.00 |
Claude 3 Opus | $15.00 | $75.00 |
出典元:https://www.anthropic.com/pricing#anthropic-api
2025年2月7日時点
・Claude 3.5 Sonnet: 高度なタスクに対応できるモデルで、OpenAIのGPT-4oに匹敵する性能を持っていますが、料金はやや安めです。
・Claude 3.5 Haiku: コストを抑えたモデルで、比較的軽いタスクに対応します。
・Claude 3 Opus: 最高級の性能を持つモデルで、最も高額な料金体系です。
結論
個人的な使用感ではo3-miniで十分に思えます。出力には満足ですし、かつ費用感も抑えてくれるので良しです。ただ出力に納得がいかない場合は、Claude 3.5 Sonnetに切り替えて出力するなどしています。出力結果を載せるなどをサボっている記事ですいません。時間があれば追記しておきます。