KCCS APIサービスの機能を色々と使用してみましたが、今回はその中の雷ナウキャストデータ配信機能(thunder-forecast)を使ってみます。
雷ナウキャストデータ配信機能(thunder-forecast)
提供されているデータ
・指定した緯度・経度の雷予報(1キロメッシュ単位で60分先のデータまで)
・予報/解析時刻
・雷活動度
KCCS APIサービスの機能概要は、こちら。
雷ナウキャストデータ配信機能の詳細については、以下の資料のサービス仕様書の「2.13 雷ナウキャストデータ配信機能(REST API)」をご参照ください。
https://www.energy-cloud.jp/documents/#service-specification
検索地点を新潟駅に指定して
緯度:37.912
経度:139.0618
早速、リクエストしてみます。
https://<ログインID>:<パスワード>@rest.energy-cloud.jp/api/v1/thunder-forecast?latitude=35.64564675&longitude=139.74745073974765
以下のようなJSONが返ってきます。
{
"datetime": "2022-02-16 13:40:00",
"timezone": "+09:00",
"request_info": {
"latitude": 37.912,
"longitude": 139.0618
},
"mesh": {
"latitude": 37.9124999068175,
"longitude": 139.056250000005
},
"values": [
{
"time": "2022-02-16T13:40:00+09:00",
"value": 2
},
{
"time": "2022-02-16T13:50:00+09:00",
"value": 2
},
{
"time": "2022-02-16T14:00:00+09:00",
"value": 1
},
{
"time": "2022-02-16T14:10:00+09:00",
"value": 2
},
{
"time": "2022-02-16T14:20:00+09:00",
"value": 2
},
{
"time": "2022-02-16T14:30:00+09:00",
"value": 2
},
{
"time": "2022-02-16T14:40:00+09:00",
"value": 2
}
]
}
纏めると
予報/解析時刻 | 雷活動度 |
---|---|
2022-02-16T13:40:00(JST) | 2 |
2022-02-16T13:50:00(JST) | 2 |
2022-02-16T14:00:00(JST) | 1 |
2022-02-16T14:10:00(JST) | 2 |
2022-02-16T14:20:00(JST) | 2 |
2022-02-16T14:30:00(JST) | 2 |
2022-02-16T14:40:00(JST) | 2 |
となります。
この時の活動度は「雷の激しさを表すために活動度1~4と活動度なし」で分けられており。
KCCS API サービス仕様書より
https://www.energy-cloud.jp/docs/KCCSAPI_DataDistribution_ServiceSpecification_3.0.0_2022020701.pdf
※「2.13.5.4. 雷活動度について」を参照のこと。
13:40は活動度が2のデータに分類されています。
※雷ナウキャストの地図上では黄色で表示されるみたいです。
気象庁発表の雷情報と合っています。
1時間後の雷の情報を見て注意したい時に使える機能になります。
KCCS APIサービスの機能を使ってみた記事はこちら