12月12日水曜日に「ペチャバト」のプレスリリースを出しまして、予想以上の大反響を頂いて感激しています。
ARKitにこの1年コミットしてきてようやく成果が出たという感じがしています。まだまだこれからですが、モバイルARのヒット作を自分の手で生み出せたことを嬉しく思います。
ということで、今記事では「ペチャバトを支える技術」をご紹介したいと思います。
ペチャバトを支える技術
- Swift 4.2
- ARKit
- 独自技術(企業秘密らしい)
アイデアが良かったのと、共有体験のプロセスの簡略化が鍵だったと思います。あそこでCloudAnchors等を使って時間をかけていたら、多くが離脱していたでしょうし、ここまでバズらなかったと思います。
球のアニメーションと当たり判定
ARオブジェクトの座標を操る方法チートシートの記事で、球のアニメーションの方法を紹介しています。
当たり判定については、SceneKitのPhysicsです。
Physicsについてはまだ書いてなかったので、今回のアドベントカレンダー中にまた書きます。
空間共有の方法
先日僕が書いたARKitで空間共有して端末間通信する方法22選にヒントが隠されています。この22通りの方法のうち2つくらいを使っています。
技術的制約
- iOS11~対応
- 空間共有のためのプロセスをより短く
この制約があるため、ARKit2.0のWorldMapは現状使っていません。
ARKitを勉強したい方へ
ペチャバトを見て、ARKitをやってみたい!という方がいましたら僕の公開しているUdemyの動画講座が参考になるかもです!
ペチャバト!ダウンロードしてね!
「ペチャバト」早速FOLIOでも遊んでみたけどカオスでめっちゃ楽しい、AR系アプリで久々にテンション上がってる pic.twitter.com/uwYS31Yvmy
— 広野 萌 (@hajipion) 2018年12月12日
追記 2019/3/3
現在は独立してフリーランスになったためペチャバト開発には携わっていません。これからもペチャバトをどうぞよろしくお願いします!