はじめに
自分が新人だった頃(を思い出すと、「問題意識を持て」とか「プロ意識がどうたら」とか高尚過ぎるアドバイスを受けたりして、わかったようなわからないような困ったかんじでした。
そういう奥義みたいなアドバイスじゃなくて、新入社員の立場で考えて、かんたんですぐに実践できるアドバイスができればいいな、と思いました。
で、過去の研修で感じたのが「質問があんまりないな~」という点でした。
そこで、私の乏しい経験から、質問をする為のライフハックを書いてみたいと思います。
話を聞くときの意識
1.「わからないから質問する」のではなく、「質問する為にわからないことを探す」
説明する側は、わかってもらえるように説明していますから、
なんとなく聞いていても質問はあまり思い浮かびません。
質問するという前提で話を聞くくらいでちょうどよいです。
2.話を聞きながら、気になった箇所に印をつけたりして、後で聞けるようにしておきます。
「何が書かれているか、何が説明されているか」だけではなく、「何が書かれていないのか、何が説明されていないか」を意識する。
1から10まで完璧に説明があるというのは稀で、何かが欠けていたり省略されていたりします。
説明する側も、あらかじめ全て網羅した説明を用意するのも大変なので、「わかんなかったら質問あるだろ」ってノリで準備していたりします。
簡単に質問をひねり出すTIPS
意識の持ち方は良いとして、具体的にはどうするの?というところに触れていきます。
1.自分がやらないといけない作業をイメージしてみて、うまくイメージできないところを聞く。
- 例:「mm/ddにyy研修やります」
- 何時から開始ですか?
- どこに行けばよいですか?
- 何か持参すべきものはありますか?
- 事前にやっておくべきことはありますか?
などなど
2.目的、終了条件を聞く
指示されたことについて、何の為にやるのか、どういう状態になればよいのか、理解できていない場合は確認してみよう。
※「それ何の為にやるのですか?」などと聞くと喧嘩売っていると思われるので聞き方に注意!
3.自分の言葉で置き換えてみる
4.自分の理解が正しいことを確かめる為に、「xxxというのは、○○○というように理解しましたが、認識合っていますか?」
というような質問をしてみる。
自分は分かったけど、他の人はわかってないっぽいことを敢えて質問する。
自分は質問無いけど、場がシーンとしているときにやってみよう!
おしまい
質問をするというのは、わからないことを解決するだけでなく、自分のアピールをする手段でもあります。
よい質問ができるようにがんばりましょう。