今週のアウトプットはrailsでコメント投稿サイトを作っていた最中に苦戦したアソシエーションに関して復習ついでに書いていきたいと思います。

関連づけ（アソシエーション）とは

ユーザーがコメント投稿するようなサイトを例に説明すると、
誰が投稿したコメントなのかをデータとして保存しておく必要があります。

まずmodelでuserとpostcommentのカラムに以下の表のようにカラムを作ります。
現在のテーブル設計だけでは、投稿したユーザのIDはわかっても、そのテーブル内のユーザ名まではわかりません。
そこで、ユーザ情報のモデルと、投稿情報のモデルとを関連付ける必要があります。
user_id（投稿したユーザを識別するID）と、id（投稿コメントを識別するID）が、該当します。
また、1人のユーザが複数の画像を投稿できます。
これをモデルで表現すると、Userモデルで表される1人のユーザに対して、複数個（N個）のPostcommentモデルを関連付けることができます。

User	PostComment
id	id
name	comment
email	user_id
password
１：Nの関係｜
これを、1対Nの関係と呼びます。

1:Nの関係性をモデルに実装する（アソシエーションの実行）

UserモデルにPostCommentモデルを関連付ける

まずは、Userモデルに対して、PostCommentモデルが1:Nになるよう関連付けます。

app/models/user.rb

class User < ApplicationRecord
    has_many :post_comment, dependent: :destroy
end

※dependent: :destroyは親（この場合はUser）が消滅した時は子(この場合はpost_comment)も消滅するという意味

PostCommentモデルにUserモデルを関連付ける

次に、PostCommentモデルに対して、Userモデルとの関係性を追加していきます。

app/models/post_comment.rb

class PostComment < ApplicationRecord
    belongs_to :user
end

関連づけにより参照先(userモデル)から値を参照できます。

@post_comment.user.name

第3のモデルを追加する場合のアソシエーション

上記のmodelにコメント投稿機能以外に画像投稿機能を追加したい場合の関連づけとしてhas_many :throughを用いると便利でした。以下のようにmodelを追加します。

User	PostComment	PostImage｜
id	id	id
name	comment	image_name
email	user_id	image_id(画像)
password	post_image_id
１： N : Mの関係｜

User : PostComment = 1 : N
User : PostImage = L : M
PostComment　 : PostImage = 1 : M
であるのでmodelに関係性を追加していきます。

app/models/user.rb

class User < ApplicationRecord
    has_many :post_comment
    has_many :post_image through: :post_comment
end

app/models/post_comment.rb

class PostComment < ApplicationRecord
    belongs_to :user
    belongs_to :post_image
end

app/models/post_image.rb

class PostImage << ApplicationRecord
    has_many :post_comment
    has_many :user through: :post_comment
end

has_many thoroughを利用することでpost_commentから直接Userモデルにアクセスすることができます。