18
11

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

若手が考えるチーム・プロジェクトマネージメント

Last updated at Posted at 2021-07-10

お前 is 誰

  • 某企業の研究職
  • 在勤5年目
  • LED-Campという組込み開発者向け合宿の実行員

この記事の趣旨

  • Qiitaにポエムを投稿するのは気が引けるがプロジェクトマネージメントについて書くので許してください。
  • マネージメントに使えそうな、OSSかつオンプレデプロイできるツールの紹介
  • 無理せずプロジェクト管理
  • 僕が所属する組織の公式見解ではないので、あしからず。

問題提起

  • 大企業だからといって、優秀なプロジェクトマネージャーがいるとは限らない
    • マネージに興味がある人って実はあまりいない?(勝手な妄想)
  • 最近、マネージ次第でプロジェクト進捗が大きく異なることを痛感している

よくある事例

  • とりあえず定例MTGをやる
    • が、しかし、MTGごとに何を確認して、何を決めるかは定義していない
  • 何となく時間が経っていく
    • デカイマイルストーンは決めているが直近の細かいマイルストーンは決めない
  • 上記ゆえに、合意形成が遅い
    • 「あれ、〜〜ってどうなったんだっけ?」という事象がよく発生する

痺れを切らして、Scrum導入をしてみようと思った

ここから、やっと本記事の本題に入ります。
「よくある事例」にもあるように、なんとなくプロジェクトが進んでしまう、なんてことはどこでもよくあると思います。
いつまでも気持ち悪い状態が続くのが耐えられなくなりました。

Scrumは、Qiita読む人だったら、聞いたことある人もいると思うので、詳しくはググってください。
5分で分かる、「スクラム」の基本まとめ

ざっくりいうとチームで仕事を進めるため枠組み(ルール?)を使って、上手いことプロジェクト進めようぜっていうものです。
今風なソフトウェア開発ではよく用いられている手法で、アジャイル開発手法の一種です。

僕は冒頭でも書いた通り、LED-Campの実行委員で、たまたま、一応、Scrumを学んだ身でした。

だから、Scrumやってみっか、となったわけです。

ステルスScurmマスター

とは言っても、Scrumって、ルールはシンプルですが、そのルールを持ってリアルに進行するのって難しいんですね。
Scrumやりたい人はもちろん、チームメンバもそのルールを理解する必要があるのと、
この手法の価値を理解してくれないと結構きついです。

そこで、僕は、「メンバが気づいたらScrumやってた」状態を目指すため、
ステルス(自己満)Scrumマスターになることを決意しました。ちなみに、Scrumマスターとは、Scrumの枠組みを理解してリードする人のことです。

ちなみに、自己満でやるとなぜ良いかというと、
Scurmを回すための負担が僕にしかかからないからです。それゆえ、他のメンバーの負担は少ないため、文句とか言われません。
これで、プロジェクトうまく進んだら、良いっしょ。

楽に管理するために

前述した通り、Scrumはリアルに続けるのがしんどいので、楽にするために、
以下のような緩いルールでやってみることにしました

  • 1週間:1スプリント
  • プロダクトバックログ、スプリントバックログは作るが、価値づけ、作業量の予測はやらない
  • タスクの完了の定義は必ずやる
  • デイリースクラム(日々のふりかえり)はやらない
    - スプリントのふりかえりはチャットベースでOK
  • 適宜MTGは開く

一人で自己満Scrumするためにも、なるべく楽に運用しています。

プロジェクトマネージするためのツール群 on docker

正直、枠組みをもってマネージするとなると、ツールが必須になると考えています。
しかし、ツール導入が面倒なのは本末転倒です。そこで、Dockerの出番です。まじ、Dockerしゅごい。

実際に活用しているツールを紹介します。
基本的に、Dockerでデプロイできて、かつdocker-compose upできるサービスしか使っていません。
docker-composeがいいところは、以下につきます。

  • バックアップがクソほど楽
  • サーバ移動もクソほど楽
  • デプロイがスーパー楽
  • 既存環境を壊さない

Gitlab

用途:コード管理
メリット:コード類のバージョン管理できる
デメリット:Git知らん人いる

所感
有名すぎるので、特にコメントなし。

Docker関連
Docker ComposeでGitLabを起動

Growi

用途:Wiki
メリット:Markdownでかける
デメリット:あまり見当たらない

所感

  • ほんとに気持ちよく書ける
  • UIが綺麗
  • Markdown知らなくてもいい
  • Web内エディタがかなり優秀
  • HackMDなる機能があり、同時複数での編集可能
  • 検索エンジンも搭載するため、検索性がよい
  • マジパナイ

Docker関連
GROWIをDockerで構築する(CodiMD連携)

Openproject

用途:プロジェクト管理
メリット:綺麗にプロジェクト管理
デメリット:カンバンが有料

所感

  • redmine的、プロジェクト管理ツール
  • Scrumのサンプルプロジェクトが既に用意されているため、真似すればOK
  • このツールはScrumのために一番使うので、少し詳しめに別記事で紹介する予定です。

Docker関連
【簡単】OpenProjectを4ステップでインストールする方法

今の所のScrum回し方

  1. メインタスクと称しプロダクトバックログを作成 on Openproject
  2. サブタスクと称しスプリントバックログを on Openproject
  3. プロダクトバックログのアイテムはフェーズに応じて時系列で並べ、検討とかもアイテムに加える。

    システム構想→技術課題抽出→開発要素の絞り込み→機能レベルのアイテム
  4. 各アイテムをガントチャートを用いて制限時間を設ける
  5. 各タスクに完了条件を定義
  6. 1週間ごとにタスク状況をメンバにヒアリングして、タスク状態更新

一旦まとめ

  • プロジェクトマネージ、最近大事だと思っている
    • しかし、プロジェクトマネージに理解、興味ある人はそんなに多くないと思っている(偏見)
  • メンバに負担をかけない自己満Scrumでプロジェクトマネージ
    • しかし、自分も楽できるようなルール作り+ツール選定

後日、Openprojectの運用例について記事にしたいと思います。
また、このScrumに関しては始めたばかりなので、振り返りは少し時間が経ってからしたいと思います。

18
11
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
18
11

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?