はじめに
CloudWatchをよく使う方必見!
今回は、2024年6月10日に公開されたCloudWatchのクエリ文を自動で作成する方法をご紹介します。
CloudWatchとは?
まず、CloudWatchについて簡単におさらいしましょう。Amazon CloudWatchは、AWSリソースやアプリケーションを監視するためのサービスです。メトリクスの収集、ログの監視、アラームの設定など、多岐にわたる機能を提供します。
CloudWatch Logs Insights
CloudWatch Logs内のログデータをクエリ言語を用いて効率的に分析するための強力なツールです。大規模なログデータを迅速に検索・分析し、運用問題の特定やトラブルシューティングを支援します。
最新機能 クエリの自動生成の使い方
全てのリージョンで使用可能なのでぜひ使ってみましょう!
- サービスメニューから「Cloud Watch」を選択します。
- CloudWatchコンソールの左側のメニューから「ログのインサイト」を選択します。
- 新たに追加された「Query generator」ボタンを押すとプロンプト入力欄が表示されるのでこちらにプロンプトを入力すれば使用することができます。
公式で紹介されていたプロンプトを入力してみます。
Show me the 10 slowest Lambda requests in the last 24 hours
(翻訳) 過去24時間で最も遅いラムダ・リクエスト10件を表示する
以下のような結果が得られました。
fields @timestamp, @message
| filter @message like /(?i)REPORT/ and @duration > 1000
| sort @timestamp desc
| limit 10
本当に自動生成されました!すごい、、!!
注意点
クエリに入力するプロンプトは英語のみ対応みたいです。
まとめ
Cloud Watchクエリ文の自動生成は嬉しい!
おまけ
サンプル以外でも生成してみました。
Please extract logs that contain "ERROR" in the past week.
(翻訳)過去1週間の "ERROR "を含むログを抽出してください。
fields @timestamp, @message
| filter @message like /(?i)ERROR/ and toMillis(@timestamp) >= (now() - 604800000)
条件通りのログを検索することができました!