環境
環境:Raspberry Pi 3 B+
OS:Raspbian
#対象
スーパー初心者です。
なので、**「え?コマンドって何?美味しいの??」**みたいな人が対象です。
IT企業に勤めたての営業レベルだと解釈しやすいかも。
経緯
私、IT企業で営業をやっており、普段サーバやクラウドを担いで営業しております。
自分が売っているものがどういうものか、勉強はしているもの、触ったことがありませんでした。
知り合いの**「Raspberry Pi 面白いよ!」**の一言に触発され、自分でRaspberry Piを触りつつ、実際自分が売っているサーバのOSについて勉強したいと思った次第です。
#そもそもOSとは、、、
もうね、サーバとか程遠い人種の人には、全く分からない、OS。
Operating System:オペレーティングシステム
の略になります。
つまり、コンピュータの基本動作を実現する**「基本ソフトウェア」**となります。
コンピュータの総司令官ですね。
スマホのiOSとか、Androidと一緒というと、少しイメージし易いかもです。
#代表的なOSについて
・Windows
・Linux
-Red Hat
-CentOS
-Ubuntu
-Raspbian
・UNIX
-macOS
-NetBSD
-Solaris
などなど。。。
#じゃーコマンドって何?
コンピュータに対する命令文と解釈してもらうといいかと。
入力する環境としては2種類あります。
GUI環境とCUI環境
GUI環境:Graphical User Interface(グラフィカル環境)
CUI環境:Character User Interface(テキスト環境)
コマンドで操作するので、CUI環境になります。
~2018/08/22 追記~
CUI環境のことをCLI環境ともいいます。
CLI環境:Command Line Interface(テキスト環境)
世界的にはCLIというみたいです。
#端末でコマンドを入力する
Raspberry Pi の場合は、
①「Control」キー + 「Alt」キー + 「F1」キー
この場合は、ユーザ名もパスワードも入力された状態で開けます。
②「Control」キー + 「Alt」キー + 「F2」~「F6}キー
この場合は、ユーザ名とパスワードが必要です。
③「Control」キー + 「Alt」キー + 「T」キー
この場合も、ユーザ名もパスワードも入力された状態で開けます。
pi@raspberrypi:~$
こんな感じででてきます。
コマンドは、
大文字と小文字は厳密に区別される
全角文字は使えない
スペルミスやスペース入力ミスがあると、エラーになる
となりますので、ご注意ください。
#コマンドプロンプトとは
pi@raspberrypi:~$
これです。
詳しく分解すると、
pi:ログインしているユーザ名
raspberrypi:ホスト名
~:現在作業中のフォルダ(カレントディレクトリ)
※カレントディレクトリとは、現在開いているディレクトリ(フォルダ)のことをいいます。
$:プロンプト記号
#コマンド
まずは全く実践的ではないですが、コマンドを打つということに慣れていきます。
コマンドは入力後**「Enter」キー**を押します。
■現在の日付と時刻を表示
pi@raspberrypi:~$date
■カレンダーを表示
pi@raspberrypi:~$cal
~2018/08/22 追記~
■ipconfig
pi@raspberrypi:~$ipconfig
IPアドレスやサブネットマスク、デフォルトゲートウェイなど、ネットワークに関する設定を表示するコマンドです。
Windows系だと「ipconfig」となります。
■pingを飛ばす
pi@raspberrypi:~$ip 192.168.●.●
※IPアドレスは例です。
固定IPアドレスに対して、pingを飛ばします。
■taraceroute
pi@raspberrypi:~$taraceroute
特定のIPアドレスに対する経路を確認するコマンドです。
どのような経路をたどって、そのIPアドレスまで到達しているかを確認できます。
Windows系だと「tracert」となります。
■arp
pi@raspberrypi:~$arp
ARPテーブルの情報を表示するコマンドです。
同じネットワークにいるコンピュータのMACアドレスを確認することができます。
■netstat
pi@raspberrypi:~$netstat
コネクション情報(接続しているIPアドレスやポート番号)やルート情報を表示するコマンドです。
送受信したパケット数やエラーパケット数など、NICの統計情報も表示できます。
~2018/10/04 追記~
■root権限へ変更
$ sudo su
このコマンドでroot権限へ変更できます。
色々調べていると、Ubuntuには、デフォでrootがないみたいです。。
■再起動
$ sudo reboot
■シャットダウン
$ sudo shutdown
~2018/10/24 追記~
■スペースを認識させる
ファイル名とかにスペースを利用し、スクリプトを打つ場合。
例えば「sample no1」とファイルを作って、そのファイルを消す場合。
$ rm "sample no1"
と「"」を使うことで、認識してくれます
■アップデート
$ sudo apt update
■アップグレード
$ sudo apt upgrade
■インストール済みのパッケージ表示
$ sudo dpkg -l
■タイムゾーン設定
$ sudo dpkg-reconfigure tzdata
タイムゾーンの設定をしたら、一旦アップデートはした方がいいみたいです。
$ sudo apt-get update
#最後に
自分のメモ代わりにもしています。
今後は覚えていくたびに増やしていこうと思います。