この記事の目的
私が大好きなRMarkdownについて、Tipsを集中的に連載しようという思いつきの企画です。あと自分の中で進めている別企画のメモという位置づけでもあります。なので大した中身はありません。
R Markdownとは
Markdown記法をベースに、チャンクという形でRのコードを記述して評価・出力することができるものです。RStudioのクイックリファレンスでは以下のように説明してあります:
R Markdown is an easy-to-write plain text format for creating dynamic documents and reports.
標準の書式を取り除きたい
R Markdownの書式にこだわり始めると、段々と元のテーマ設定と競合して頭を抱えることがあります。これがかなりやっかいで、手作業で摘み取っていくにはあまりにしんどいです。ですがこれを一発で解決することができます。
設定方法
Rmdファイルの冒頭のyaml部分を、以下のようにします:
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title: "hogehoge"
output:
html_document:
theme: null
highlight: null
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つまり、テーマをnull
に、ハイライトをnull
にできるんですね。これで一切のcss設定が解除されます。よってこの後に自分が当てたいcssテーマを以下のように指定すればOKです:
---
title: "hogehoge"
output:
html_document:
theme: null
highlight: null
css: mystyle.css
---
自作あるいは他のところから入手したcssテーマで簡単に作れるようになりますね。
Enjoy!