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RStudio
RStudioDay 24

R Studioの開発版を試したい

この記事はRStudio Advent Calendar 2017の…24日が空いていたので埋めようと思った,即席の記事です。

RStudioの開発とリリース

RStudioはGitHub上のリポジトリで開発が進められています。正式版(安定版)は,みなさんご存知のRStudioの公式サイトよりリンクに従えばすぐに到達できます。なお2017/12/25 19:36時点での正式版はv1.1.383です。

一方で,RStudioの開発は非常に早く,あっという間に次々と新機能やバグフィックスが行われております。これらは開発版で,主に2つのパターンで入手可能です:

  • Preview版としてリリースされたもの
    • ある程度まとまった更新で区切り,Previewしてもらうために公開したもの
    • 不定期で公開される
    • ここである程度まとまったら正式版へとリリースされる
  • Daily Build版として置かれているもの
    • 1日の成果で区切り,設置したもの
    • ほぼ毎日更新して公開される
    • RStudioのデベロッパー向け

というわけで,この記事ではこれらを紹介します。

RStudio Preview版

Preview版とは

ある程度の更新がまとまったらリリースするもので,「これからRStudioはどんな感じになるのかな?」というのに興味津々,というか試してみんなに広めてドヤ顔キメたい方にオススメです。なお,2017/12/25 19:45時点でのPreview版はv1.1.402です。

またPreview版にはリリースノートが存在しますので,必ず一読してください。

Preview版の入手方法

Preview版は,RStudioのサイト内に(こそっと)準備してあります。URLは以下の通りです:

https://www.rstudio.com/products/rstudio/download/preview/

2943520098.png

行き着くのが面倒な場合,通常のダウンロードページのURLに"/preview/"を追加すればOKです。もしくは[rstudio preview]でググれば一発です。

画面を下の方にスクロールしてもらえれば,デスクトップ版とサーバー版で,各プラットフォーム用のイメージが設置してあります。適宜DLしてインストールすればすぐに使えます。簡単ですね。

注意事項

これはあくまで開発版であり,本番環境として使用するには相当のリスクがあることを意識していてください1。ある程度動作は大丈夫だとは思いますが…。できれば仮想環境にてテストすることを強くススメます。

RStudio Daily build版

Daily build版とは

その名の通り,「その日の進捗を組み込んでbuildしたもの」となります。そのためほぼ毎日更新され,設置場所2に蓄積されていきます。これは日々RStudioの開発に携わっている人向けのものになります。2017/12/25 20:05時点で最新版はv1.2.218です。なんとv1.2なんですよみなさん。先日v1.1がリリースされたのにもうここまで来ているんですね。

なお,Daily build版にはリリースノートはありません。そりゃそうですよね。どんな内容がcommitされたかは,GitHub上のrstudioリポジトリにあるcommitログをチェックしてください。

Daily build版の入手方法

現在,きれいにまとめられている(多分自動生成)ページがあります:

https://dailies.rstudio.com/

389283.png

URLは短いですが,憶えてられない方は[rstudio daily build]でググれば一発です。

各種プラットフォーム向けの最新版は画面の一番上にありますし,ちょっと前のを探りたい場合はすぐ下のところから各種プラットフォームへ進んでもらえればOKです。あとはダウンロードして入れればOKです。簡単ですね。

注意事項

基本Preview版と同じく開発版となりますので,通常利用は避けたほうがいいでしょう。うまく動かないことなんでザラです。あなたのRStudio愛が試されます3

さいごに

ちょっと気になる方は,まずはPreview版からチャレンジしてみるといいかと思います。そして新機能を見つけてたらSNSやブログで流してドヤ顔キメてみましょう。でもくれぐれも開発版なので,仕様変更とかザラにあります。ドヤ顔する際はご注意ください。

Enjoy!


  1. とはいえ私はよく果敢に突っ込むことが多く,そこまで致命的なことになったことはあまりないです。とはいえ流石に怖いので,通常仮想環境を準備してそこに立てるようにしています。 

  2. 2017/12/25現在,実はRStudioのイメージはAWS S3上の決まった場所に蓄積されています。なのでwgetなどで取得する場合,version numberを変更するだけで簡単に指定できます。これは正式版・Preview版・Daily Build版関係ないです。まあversion numberで特定していますしね。 

  3. 私はGitHubでrstudioのリポジトリをチェックしていますが,気になる機能がmergeされたら試してみるようにしています。開発側ではないのでそこまで深く踏み込まず,Preview版までにとどめています。