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R Markdownで脚注をいれる

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この記事の目的

私が大好きなRMarkdownについて、Tipsを集中的に連載しようという思いつきの企画です。あと自分の中で進めている別企画のメモという位置づけでもあります。なので大した中身はありません

R Markdownとは

Markdown記法をベースに、チャンクという形でRのコードを記述して評価・出力することができるものです。RStudioのクイックリファレンスでは以下のように説明してあります:

R Markdown is an easy-to-write plain text format for creating dynamic documents and reports.

脚注の入れ方

R Markdownのクイックリファレンスなどには脚注が一切取り上げられていませんが、実はいれることができます。

方法

まず、脚注をいれたい箇所に[^*](*は脚注番号)を挿入します。例えば以下のような感じです:

(略)
kosakiでいいじゃない、何か問題あるのかい[^1]。(略)

そして別の箇所で、[^*]: を挿入して脚注内容を記述します。例えば以下のような感じです(バックスラッシュは無視してください):

\[^1]: kosaki最高!

これで自動的にそのページの最後に脚注が表示されます。

解説

これはPandoc Markdownの中の拡張機能--footnotesによって実現されています。この機能の詳細は以下のドキュメント先をご覧ください。

R Markdownをknit(もしくはrmarkdown::render())するとpandocに送られて、この内容を自動的に脚注として組み込んでくれるようになります。

また、この脚注内容についてはドキュメントのどこに書いても文末に配置されます。なのでわざわざ文末で書き込まなくても、脚注を入れたい箇所のちょっと下ぐらいに書いても問題ありません。通し番号には注意してください。

なお、これはPandoc Markdownの拡張機能ですので、対応している他のMarkdownでもいけます。Qiitaもこの脚注記法で脚注を挿入できます。

Enjoy!

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