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rtcwakeの使用方法

Last updated at Posted at 2017-09-06

#rctwakeコマンドとは

システムスリープ・ウェイクアップを管理するコマンド。
crontabと組み合わせて定期的にスリープ・ウェイクアップを行うと言った使い方が可能。

停電の際に以下の用に使用して遠隔操作だけで電源断からの自動電源ONが可能

$ sudo rtcwake -m off -s 86400

コマンド実行時点で電源断となり、24時間後に通電していれば起動します。

参考
rtcwake - 指定時間になったらスリープ/休止状態/電源OFFから自動的に復帰

##余談(背景)
土曜の夜に翌日が研究室の全館停電であることを知り、管理しているサーバのshutdownは出来るけど、
遠隔から電源ONは出来ないモノかと悩んだ結果、ダメ元でトライして上手く行きました。
ちなみに、自宅から研究室は片道2時間なので。

##修正:2021/02/15
開始時間を指定するならこちら
$ sudo rtcwake -m off -l -t $(date +%s -d "2020-08-31 09:30:00")

-l オプションは、ハードウェアクロックがローカル時間に設定されている場合に必要なオプション。
ハードウェアクロックがUTCの場合は、-l は不要。(つけると、9時間ずれます)

ハードウェアクロックの確認方法は、以下の通り
$ sudo hwclock --show
hwlockでは、必ずローカルタイムが表示されてしまう。

/etc/adjtime
上記ファイルの3行目にLOCALまたはUTCのどちらが記載されているかを確認することで判断可能。
ファイルがない場合は、ハードウェアクロックはUTC。

参考:http://lfsbookja.osdn.jp/svn-sysdja/chapter07/clock.html

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