僕は2023年2月~3月半ばくらいまで、転職活動をしていました!
その時、どんな風に転職活動の準備を進めていたのかを今回記事にしましたので、良ければ参考にしてみてください!
転職活動の準備
僕は転職活動の準備を以下のように進めていました。
- カジュアル面談をたくさん受ける
- 転職の軸を決める
- 面接対策は入念な準備を
カジュアル面談をたくさん受ける
実は転職活動をいきなり始めたわけではなく、情報収集とアウトプットの場として2022年12月終わり〜1月末にかけてMeetyやWantedlyなどを使い、カジュアル面談をこなしていました。全部で20~25社くらいの企業とカジュ面をこなしました。※2月に入ってからも継続。
理由としては面談や面接形式の場で「聞かれた質問に対して的確にわかりやすく自分が意図した内容を伝える」これの練習をする必要があると思ったからです。僕は当時SES営業をしており、150社近くの営業さんと商談・打ち合わせをこなしていた事から、コミュニケーション力には自信を持っていましたが、面接では基本、企業担当者から質問攻めを受けるので明らかに通常の商談や打ち合わせとは異なるコミュニケーションの取り方になります。これは業務においてはあり得ない事であり、面接という特殊な状況でしか磨く事ができません。
なので、それの疑似体験としてカジュアル面談を受けまくることで、自分の経歴を相手にうまく伝える方法や経歴において気にするポイント、求められる人材のマインドやスキルなどを把握し、転職市場において自分という人材の価値がどこにあるのかを理解していく事、これを理解する事で、質問に対する回答の解像度も高まりより相手にも伝わりやすくなります。
転職軸を決める
転職をする上で、重要な要素なのが「転職軸」。この軸に関しては、フワッとしていると採用担当者に見抜かれ、選考が思うように進まないとなりかねないので、自分の確かな軸を見つけることをおすすめします。
お伝えしておきたいのは、転職したい理由≒転職軸は、同じではありません。転職したい理由は、転職軸という幹の枝葉に過ぎず、その内容を軸として話してるうちは自社開発系などの企業に受かる可能性はかなり低いかと思います。
そもそも、転職の軸というのは転職活動における価値観だと思っています。自分がどういう価値観のもと、企業選びをするのかこれを考える必要があります。「自分には成長意欲がある」なら成長機会を多く得られるスタートアップを選ぶとか、「自分はとりあえず、なんでもやってみようの精神」であるなら、職種を超えた役割を任せてくれるような企業を選ぶとか、これが価値観だと思います。これを踏まえると、先ほどの転職したい理由が価値観からの派生でしかないことがわかると思います。
ちなみに、僕の場合は個人の軸と企業の軸の2軸で転職活動を進めていました。
aが個人の軸で、bが企業の軸になります。この2本の軸が1本に繋がるような企業が自分にマッチした会社であるなと思っていたので、この2つの軸を据えた感じです。
a.バリューフィットしているか
自身の価値観として、「とりあえずやってみようの精神」だったり「成長への貪欲さ」みたいなものがあったので、これらの価値観とマッチする企業を選ぶことにしていました。「とりあえずやってみよう精神」を推奨してくれる企業なら、失敗やうまくいかなかった事に対してポジティブに捉え次の行動に繋げていこうという企業文化を持っているだろうし、「成長への貪欲さ」を持っている企業は、一人一人の業務意識が高いので、それだけユーザーへの熱量も高く、結果として企業としての成長度合いも早いだろうなと考えていました。
b.企業がビジョンに対して、コミットしているか
こちらについては、企業である以上起業した理由が何かしらあるはずなので、そこに対して組織的にコミットしているのかを面接の逆質問で投げたり、記事を読んだりしてみていました。ビジョンがないと、メンバー自体の士気が下がり、何をすればいいのかわからないという現象が起き、モチベーションも落ちたりする事を今までの経験からわかっていたので、1の個人の軸と同じくらい重要な軸でした。
ワンピースで例えるとわかりやすいのですが、ルフィが海賊王になるというビジョンを掲げて、それを成し遂げるためにラフテルに辿り着く事を1つの目標とし、そのビジョンを実現するために各クルーが自分のなすべき事を見つけ、確実に実行していく。このビジョンがあるからこそ、そこまでの道のりにおいて、何が必要かメンバーも自身で考える事ができ、結果として組織の生産性も向上し、ビジョン実現に向けて前を向いて進むこともできるのではないかと考えていました。
面接対策は入念な準備を
これは正直、自己分析をひたすらしてどんな質問が来ても答えられる状態を作っておくという事がベストですが、僕はよく3を聞かれたら3→2→1という流れで3に至るまでのストーリーを簡潔に話し意図的に質問されやすい部分だけ抽象的に話すといった事をしてました。まず、「3→2→1とは何」って感じなので、下記を使って説明します。
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
① ② ③ 4 5 6 7 8 9 10
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こんな感じで、数字が羅列してるとして、1つ1つの数字は自身の経歴における伝えるべきポイントだと解釈してください。例えば、僕の場合で行くと3が42東京だとすると、2はIT・Web業界を選んだ理由、1はWebライターみたいな感じで、「エンジニアを目指すきっかけはなんですか?」という質問があれば、それは3に関連のある質問なので、「実は42東京という試験を受ける前からIT・Web業界に興味あり…」みたいな感じで、3→2→1といったストーリーの辻褄が合うように伝えるようにしてました。そうすると、そこまでの流れに一貫性があるかなど面接官も評価しやすいので、1次面接などは通りやすくなります。また、上記例を使うと3を聞かれた時に2までしかあえて答えないと、「IT・Webに興味を持ったきっかけはありましたか?」と質問がくるので、そこで1を話せばより信憑性を増す事ができます。
そしてこれが最も、大事なことですが直感を信じること。
面接官と少しでも「合わないな〜」と感じたら、多分入社してからも合わないので、やめた方がいいです。面接と言えど、人との対話になってくるので、「この人と友達になれなそうだな〜」という感覚で、その直感を大事にした方がいいです。友達になれないというのは、価値観やものの考え方が自分とは違うということ。これが面接の場であれば、会社との価値観が合わないという事なので、入社することはお勧めはできません。
こんな感じで進めていましたが、転職活動は自分のキャリア設計をする上で大きな分岐点であると思います。この分岐点に、どれだけ頑張れるかがその先のキャリアに繋がると思うので、転職活動では事前準備を徹底的にしておいた方がいいです。たぶん..ぜったい..マチガイナク…
これをするかしないかの差が未経験エンジニア転職成功させてる人と思うようにうまくいかなった人の差になっている気がします。