大畑です。
大学を卒業し、22年新卒社会人になってから早くも1年が経とうとしています。
もう数ヶ月で後輩ができ、新卒カードは有効期限切れになるのが信じられません。( ;∀;)
私はインフラ領域を担当しており、この一年は特にAWSに触る機会がとても多く、AWS資格も3つ取りました。
今回はこれから社会人になる2023年新卒の方、またAWSをこれから触りたい方向けに、
「社会人一年目で読んだ本をおすすめ度と共に紹介する」
をお送りします。
社会人一年目で読んだ本 (AWS編)
AWSにまつわる本をまとめました。
資格取得のための本も載せているため、これからAWSの資格取得を目指される方もぜひご覧ください。
AWSの仕組みと技術がしっかりわかる教科書
内容:AWSとは何かから始まり、主要なサービス(VPC,EC2,RDSなど)を噛み砕いて説明している本
おすすめ度:★★★☆☆
感想:全くAWSを知らない状態でこれを読めば、AWSについて少しだけ理解できます。AWSで実際に構築を行わない営業の方やIT業界を志望している就活生、フロントエンドを主とするデザイナーなどにおすすめします。一方で既にAWSを知っている、もしくは使ったことがある人には実践的な内容が一切出てこないため、あまりおすすめはできないと感じました。一応「ITエンジニア本大賞2021」技術書部門で入賞しているらしいです。
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AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト
内容:AWS認定資格ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)を取得するための対策本。練習問題あり。通称、オレンジ本。
おすすめ度:★★★★☆
感想:SAAを取得するための教科書として使用しました。試験内容が網羅されており、かなり細かい部分までしっかり解説されているため、とてもわかりやすかったです。SAA対策の似た本にAWS徹底攻略シリーズ(通称、黒本)がありますが、オレンジ本の方が読みやすいと思います。
これからAWSを本格的に触る方は幅広いサービスが掲載されているためおすすめです。
過去にSAAの合格体験記を書いたので、これからSAA取得を目指される方は参考にしてください。
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AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター - アソシエイト
内容:AWS認定資格SysOpsアドミニストレーターアソシエイト(SOA)を取得するための対策本。練習問題あり。通称、青本。
おすすめ度:★★★☆☆
感想:SOAを取得するための教科書として使用しました。上記のオレンジ本のSysOpsバージョンでちゃんと問題もついています。SysOpsでは試験ラボという実技試験が組み込まれているため、本だけではどうしても理解できない部分があります。これから取得される方は「本+ハンズオン」という勉強スタイルがおすすめです。SAAと内容が被っている箇所が多いため、SAAを取得された方にもおすすめです。
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ポケットスタディ AWS認定デベロッパーアソシエイト
内容:AWS認定資格デベロッパーアソシエイト(DVA)を取得するための対策本。練習問題あり。通称、青本。
おすすめ度:★★★★☆
感想:DVAを取得するための教科書として使用しました。図は実際の画面のスクリーンショットを使っており、本を読むだけで構築するときのイメージが湧きます。また練習問題は300前後掲載されており、しっかりアウトプットできます。解説がない練習問題もあるため、注意が必要です。
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AWSコンテナ設計・構築[本格]入門
内容:AWSのコンテナ設計と構築について、本格的な理論と本格的なハンズオンが載っている本
おすすめ度:★★★★★
感想:コンテナの勉強をするために読みました。理論パートではコンテナの基礎から、CodeシリーズなどのAWSサービスを使用したコンテナアーキテクチャが解説されており、ハンズオンパートでは理論パートで学んだ内容を構築し、しっかりアウトプットできます。説明もわかりやすく、コンテナを触る人にはぜひ読んで頂きたい1冊です。
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社会人一年目で読んだ本(ビジネス書編)
続いて社会人一年目で読んだビジネス書を紹介します。
コンサル一年目が学ぶこと
おすすめ度:★★★★☆
感想:この本はコンサル一年目が学ぶ「話し方」「思考術」「期待値に応える」というビジネスマンに必要な基礎の要素が詰まっています。話し方では「結論から話すPREP法」「トークストレート(端的に話す)」など相手によく伝わるような会話術を例を交えて解説されています。私自身はコンサルではなくエンジニアという立場ですが、上司やお客様と関わるうえで結論から話すという癖をつけることができました。読みやすく、すぐ実践できるためおすすめです。
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https://www.amazon.co.jp/コンサル一年目が学ぶこと-大石-哲之/dp/4799315323
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
おすすめ度:★★★★★
感想:この本は色々なビジネスマンにアンケートをとり、「仕事ができる人はどのような人なのか」を統計的に分析し、特徴をまとめた本になります。内容としては「作業過程ではなく結果・成果にこだわる」「会議の後にアクションまで決定させる」「振り返りの時間を作る」などのビジネスマンに向けたアドバイスが書かれています。この本は数字を特に重要視しており、十分な母集団からのアンケートを行った結果から結論を導いているので、他の本と比べても説得力がとてもあります。こちらもすぐに実践できるためおすすめです。
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ゼロ秒思考
おすすめ度:★★★☆☆
感想:この本は1回1分,1日10回の簡単なメモを継続して書き続けることで、「思考プロセスの整理」「思考力・判断力の強化」につなげることができることを主張する本です。実際にこの本の通りメモを書く時間を作り、著者の言う通りやってみたのですが、あまり継続することができませんでした。しかし短い期間での実践でも思考が早くなったと感じたため、おすすめできます。自分のストレスを書き殴るという使い方ができるので、ストレス解消にも使えます。
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最強のエンジニアになるための 話し方の教科書
おすすめ度:★★★★☆
感想:この本はエンジニアが陥りやすい悪い話し方や思考というところの改善に特化した本です。エンジニアとして上司やお客様と関わるうえで自分の話し方大丈夫かなと不安になったため手に取ってみた次第です。本の中には「なぜエンジニアが言っている正しいことが理解されないのか」「相手の立場に立って考える」などを実際の現場での会話例から、この時どうすればよかったのかということが書いてあるため、現場で働くエンジニア視点ではとても分かりやすかったです。
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終わりに
以上、9冊を紹介しました。
特に「AWSコンテナ設計・構築[本格]入門」と「AI分析でわかった トップ5%社員の習慣」はとても参考になりましたので、まだ読んでない方はぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。参考になれば幸いです。
以上、「社会人一年目で読んだ本をおすすめ度と共に紹介する」でした。