8/21(木)に日本Androidの会8月定例会に参加したので、そのメモを残しておく。
テーマは「Android Wear & Google Glassの最新動向」
約100名くらいの参加者がいたが、そのうちの約20人がAndroidWearを持っており、5人くらいがGoogleGlassを持っていた。
定例会後の懇親会にも参加させて頂き、色々と勉強になる話しが聞けたので9月の定例会も行きたいな。
発表テーマ
- Google Glassアプリ開発と自由度の変遷
- 講演:有限会社シーリス 代表取締役 有山圭二様(@keiji_ariyama)
- Android Wearの概要とアプリ開発の基礎
- 講演:iplatform.org 神原 健一様 (NTTソフトウェア株式会社所属)(@korodroid)
- Android Wearのマスコットアプリの作り方
- 講演:株式会社 Re:Kayo-System 代表取締役 寺園 聖文様(@yokmama)
- Android Wear の watch face アプリ作ってみた & 正式対応時のAPI予測
- 講演:株式会社uPhyca 代表取締役 あんざい ゆき様(@yanzm)
- Android Wearアプリ
- 講演:株式会社ブリリアントサービス プランナー 有川 光太
- Google Glassネタ
- 講演:学生 @amyu_san様
- 産休前のひとしごと - tFakeCall
- 講演:タオソフトウェア株式会社 みゆき様
発表内容
Google Glassアプリ開発と自由度の変遷
GoolgeGlassの概要とアプリ開発の基本的な部分を解説。
- GoogleGlassは現在3世代出てる
- 第2世代でウィンクに対応
- 第3世代でバッテリー持続時間、音声検索速度が大幅にアップ
- GoogleGlassのディスプレイは640×360ピクセル
- 外からは何がうつっているのかがわからない
- 自分の視界のはじにディスプレイがあるイメージ
- オーバーレイ式でない
- ボイスコマンド
- ハンズフリーで操作可能
- メールなども可能
-
アプリケーション開発をするには2つの手段がある
- Mirror APIを使う
- Glasswearを作ってgoogleサーバーと通信する
- OAuth2.0で認証をしてJSONでデータを送受信するRESTfulなAPI
- 使用制限がある(1000API/day)
- GDKを使う
- 2013年11月に公開
- GoogleI/Oでも話しが出ており、今後はこちらが主流になるはず
- AndroidSDKの拡張(4.4.2にGDKプレビューがある)で、誰でもアプリが作れる
- adbデバッグでインストール出来る(USBでつないでインストール)
- ボイスコマンドも実装可能
- Mirror APIを使う
-
GoogleGlassのTips
- 入れたアプリはadbアンインストールでしか消せない
- 撮った写真は自動でバックアップされる(google+にアップロードされる)
- 写真の自動バックアップは切りたくても切れないので、人に貸す時には紐づけるGoogleアカウントを変更する
- アップデートは自動でかかるので、それを前提にお客様と話しをする
- ちなみにOn-Head Detectionを有効にしてglassを付け続ければアップデートを避けられる(オススメw)
Android Wearの概要とアプリ開発の基礎
- Android Wear関連のトピック
- Google I/O 2014にて正式版+実機が発表
- Android Wearの概要
- ウェアラブルに特化したAndroid
- 対応デバイスが既に発売中
- スマホ・タブレットと連携して利用するのが基本(Bluetoothでペアリング)
- 対応アプリはGooglePlayの特設コーナーからダウンロード可能だが、今はまだ少ない
- アプリ開発の基礎
- 開発環境はAndroid Studioがおすすめ
- 動作確認は、Andoid Wear System Image or 実機で。
- Android 4.3以上のハンドヘルド(スマホ・タブレット)も必要
- Wearで直にアプリをダウンロードする事は出来ない
- ハンドヘルド用アプリにWear用のアプリを入れ込んで、ハンドヘルドの方でアプリをインストールする。インストール完了後に自動でWearの方にインストールされる
- WearアプリのUI/UXはシンプルに!
- Wearアプリは通知機能が強力。通知機能に関する知識が必須
- Wearアプリはバッテリーの消費量が重要(腕時計の電池が切れるとかあり得ない)
- Wear普及にはコンテンツの充実が必須!みんなで作りましょう
Android Wearのマスコットアプリの作り方
- マスコットアプリとは
- 画面上でキャラクターが踊ってる
- 他のアプリが起動すると消える(他のアプリの邪魔はしない)
- キャラクタータップで自分のアプリを起動出来る
- WatchFaceに連動
- WindowsManagerクラスのaddViewを用いてアプリケーションレイヤーの上に表示する
- Android Wearに対する考え
- Wearableは実用性が全てではない
- かっこよさ、可愛さ、優越感があれば良い
- LGをおすすめしない5つの理由
- 高すぎる(22900円)
- かっこわるい
- 壊れやすい
- バッテリが持たない
- 充電しにくい
- 買った理由
- ハッカーだから(自分が作ったものを腕時計で動かせるのって楽しい!)
Android Wear の watch face アプリ作ってみた & 正式対応時のAPI予測
watch face アプリを作っての経験談。
「Y.A.Mの雑記帳」というブログを書いている。
ブログを何度か見た事があったので、書いている人に会えて驚いた。
- API現状の限界点(恐らく正式対応時には出来るようになる)
- 充電などのアイコンの位置を変更出来ない
- プリインのwatchfaceは変更できている
- カードの大きさが変えられない
- カードを半透明に出来ない
- 充電などのアイコンの位置を変更出来ない
Android Wearアプリ開発
toStarというアプリを開発しており、その経験談。
- Android Wearの特性
- えげつない程の通知レベル
- 気づかない事がない
- でも操作性には難あり
- フリックと全面タップ以上の事は難しい
- 音声入力は恥ずかしい
- 手軽な操作で出来る事に絞って開発するべき
- えげつない程の通知レベル
Google Glassネタ
GoogleGlassアプリを作っての体験談。
大学3年生の学生による発表。
学生でこういう場に来て発表しているのがすごい。
産休前のひとしごと - tFakeCall
tFakeCallというAndroidWearアプリを作ったお話。
スマホアプリを開発する会社で働いていて、産休前の短い時間でAndroidWearのアプリを1人で開発。
会社の第1弾AndroidWearアプリという事で半分ネタで作ったらしい。
- アプリの概要
- 偽の着信を鳴らすアプリ