こんにちは、競プロをやってる中一のkazuppaです。
この度青くなったのでそのことについて色々書こうと思います。
青コーダーについて
はい、有名な記事ですね。これには次のように書かれています。
Rating 1600以上 (青色)
AtCoderにおける分布(2023/11/20現在)
実レーティング分布: 上位3.609%
内部レーティング分布: 上位5.725%
期待できる能力
普通のITエンジニアから見て、常軌を逸したコーディング速度を持ち、複雑なロジックにおいてもバグの少ない安定したロジック構築が可能となります。
大抵の業務においてはここまでのレーティングは必要とはなりませんが、例えば、大きなデータを扱う・数理的な処理を扱う・研究開発に近い業務を行う・論文などをキャッチアップして実装までするような業務を行う場合は、大きな力となります。
競技者としては、旧帝大や早慶などの、競プロ強豪校を除いた、大学のエース選手がこの水準です。よほど関連した業務などを行っていない限りは、競プロの練習なしにこの水準のパフォーマンスが安定して出せるITエンジニアはいないと言っても良いでしょう。
すごく強いらしいです。中一のうちになれてよかったね。
(ところで、僕の高校に平気で赤とか橙とかがいるのはどういうことなんでしょうか...)
入青に大事なこと
はい。精進が一番大事です。
これでレートが上がればいいんですけど、実際上がります(上がりました)。
もちろん、精進のやり方はいろいろあるので、個人的に活きたと思うことを上げようと思います。
ライブラリ等の整備
テンプレートを整備したり様々な関数をつくったりしました。
テンプレート
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
using ll=long long;
#include <atcoder/all>
using namespace atcoder;
using mints=modint998244353;
#pragma GCC target ("avx")
#pragma GCC optimize("O3")
#pragma GCC optimize("unroll-loops")
//#pragma GCC target("sse,sse2,sse3,ssse3,sse4,popcnt,abm,mmx,avx,tune=native")
#define rep(i,a,b) for(it i=(it)(a);i<=(it)b;i++)
#define irep(i,a,b) for(int i=(int)(a);i<=(int)b;i++)
#define nrep(i,a,b) for(it i=(it)(a);i>=(it)b;i--)
#define inrep(i,a,b) for(int i=(int)(a);i>=(int)b;i--)
#define all(v) v.begin(), v.end()
#define rall(v) v.rbegin(), v.rend()
#define moda 998244353LL
#define modb 1000000007LL
#define modc 968244353LL
#define dai 2500000000000000000LL
#define sho -dai
#define aoi 1e+18
#define tyu 2500000000
#define giri 1000000000
#define en 3.14159265358979
#define eps 1e-14
#define endl '\n'
#define yn(x) cout<<(x?"Yes\n":"No\n");
#define YN(x) cout<<(x?"YES\n":"NO\n");
#define ci(x) cin>>x;
#define fi(x) cout<<fixed<<setprecision(x);
using it=long long;
using itn=int;
using un=unsigned long long;
using db=long double;
using st=string;
using ch=char;
using bo=bool;
using P=pair<it,it>;
using ip=pair<int,int>;
using vi=vector<it>;
using ivi=vector<int>;
using vd=vector<db>;
using vs=vector<st>;
using vc=vector<ch>;
using vb=vector<bo>;
using vp=vector<P>;
using ivp=vector<ip>;
using sp=set<P>;
using isp=set<ip>;
using ss=set<st>;
using sca=set<ch>;
using si=set<it>;
using isi=set<int>;
using svi=set<vi>;
using vvi=vector<vi>;
using ivvi=vector<ivi>;
using vvd=vector<vd>;
using vvs=vector<vs>;
using vvb=vector<vb>;
using vvc=vector<vc>;
using vvp=vector<vp>;
using ivvp=vector<ivp>;
using vsi=vector<si>;
using ivsi=vector<isi>;
using vsp=vector<sp>;
using ivsp=vector<isp>;
using vvsi=vector<vsi>;
using ivvsi=vector<ivsi>;
using vvsp=vector<vsp>;
using ivvsp=vector<ivsp>;
using vvvi=vector<vvi>;
using ivvvi=vector<ivvi>;
using vvvd=vector<vvd>;
using vvvb=vector<vvb>;
using ivvvp=vector<ivvp>;
using vvvvi=vector<vvvi>;
using ivvvvi=vector<ivvvi>;
using vvvvd=vector<vvvd>;
using mint=modint;
using minto=modint1000000007;
using vm=vector<mint>;
using vms=vector<mints>;
using vmo=vector<minto>;
using vvm=vector<vm>;
using vvms=vector<vms>;
using vvmo=vector<vmo>;
using vvvm=vector<vvm>;
using vvvms=vector<vvms>;
using vvvmo=vector<vvmo>;
using vvvvm=vector<vvvm>;
using vvvvms=vector<vvvms>;
using vvvvmo=vector<vvvmo>;
using vvvvvm=vector<vvvvm>;
using vvvvvms=vector<vvvvms>;
using vvvvvmo=vector<vvvvmo>;
using vvvvvvm=vector<vvvvvm>;
using vvvvvvms=vector<vvvvvms>;
using vvvvvvmo=vector<vvvvvmo>;
const it dx[4]={0,1,0,-1};
const it dy[4]={1,0,-1,0};
st abc="abcdefghijklmnopqrstuvwxyz";
st ABC="ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ";
st num="0123456789";
st mb="xo";
st MB="XO";
template<typename T>
void scan(vector<T> &a){
rep(i,0,a.size()-1)cin>>a[i];
}
template<typename T>
void scan(vector<T> &a,vector<T>&b){
rep(i,0,a.size()-1)cin>>a[i]>>b[i];
}
template<typename T>
void scan(vector<pair<T,T>> &a){
rep(i,0,a.size()-1)cin>>a[i].first>>a[i].second;
}
template<typename T>
void dec(vector<T> &a){
rep(i,0,a.size()-1)a[i]--;
}
it gcda(it a,it b){
if(!a||!b){
return max(a,b);
}
while(a%b&&b%a){
if(a>b)a%=b;
else b%=a;
}
return min(a,b);
}
it lcma(it a,it b){
return a/gcda(a,b)*b;
}
const it MOD=modb;
vi fact,fact_inv,inv;
/* init_nCk :二項係数のための前処理
計算量:O(n)
*/
void init_nCk(int SIZE){
fact.resize(SIZE+5);
fact_inv.resize(SIZE+5);
inv.resize(SIZE+5);
fact[0]=fact[1]=1;
fact_inv[0]=fact_inv[1]=1;
inv[1]=1;
rep(i,2,SIZE+4){
fact[i]=fact[i-1]*i%MOD;
inv[i]=MOD-inv[MOD%i]*(MOD/i)%MOD;
fact_inv[i]=fact_inv[i-1]*inv[i]%MOD;
}
}
/* nCk :MODでの二項係数を求める(前処理 int_nCk が必要)
計算量:O(1)
*/
it nCk(int n, int k){
assert(!(n<k));
assert(!(n<0||k<0));
return fact[n]*(fact_inv[k]*fact_inv[n-k]%MOD)%MOD;
}
/*総和をもとめるセグ木
struct nod{
it val;
int siz;
nod(it v=0,int s=0):val(v),siz(s){}
};
nod op(nod a,nod b){return nod(a.val+b.val,a.siz+b.siz);}
nod e(){return nod(0,0);}
struct act{
it a;
act(it e=0):a(e){}
};
nod mapping(act f,nod x){return nod(f.a+x.val,x.siz);}
act comp(act f,act g){return act(f.a+g.a);}
act id(){return act(0);}*/
int main(){
ios::sync_with_stdio(false);
cin.tie(nullptr);
fi(20);
}
作った関数一覧
lower_boundをイテレータなしで直接返す関数
幅優先探索をしてくれる関数
ダイクストラをしてくれる関数
深さ優先探索をしてくれる関数
累乗を求める関数
二項係数を求める関数
座標圧縮をする関数
二次元累積和を勝手に行う関数(クラス)
行列累乗をする用の関数
木の直径を求める関数
転倒数を求める関数
union-findをやってくれる関数(1次元・2次元)
実際に使ったやつをまとめたら相当長くなってました。
それでも、実際早解きに大きく役立ちました。整備しといてよかったです。
タイピングの練習
タイピングが早ければその分コードも早く書けます(書けるはずです)。
僕は最近特にそれ系統をやってませんが、昔はひたすらタイピングをやってた時期もあります。そのおかげで、タイピングもまあまあ早くできて早解きもできるようになったと思います。
他にも、音ゲーで指を動かせるようにしてます。
寒いと手がかじかんで動かないとき、とてもいい解決手段になりました。
(ほかにも、普通に音ゲーが好きというのもあります。プ〇セカ神~!)
過去問演習
ほぼこれです。
勉強を追いつける程度にしながら、ひたすら過去問演習してきました。
下埋めのおかげでかなり実装力はついたし、上もある程度解いたことでこう難易度を通す力もある程度ついたと思います。
方法としては、とりあえず解けそうな問題を見つけて片っ端から解くという感じです。タイマーとかなしにひたすら考えて、わからなかったら解説を見るという方針です。
ADTへの参加
AtCoderの過去問をコンテスト形式で行えるAtCoder Daily Trainingというものがあります。
僕は不定期で暇なときに参加していました。
早解きコンテストみたいな感じなのでコーディング速度をあげるのに有効だと思います。
(ちなみに僕は一回だけ優勝したことがあります)
まあ僕が大事だと思うのはこのくらいだと思います。あとはたまに考察力を問う問題もあるのでARCもセットで解きました。
これからの目標
これからやっていきたいことをまとめます。
暖色コーダー
やっぱりまだまだ若いし上にはまだまだ色があるので、入黄とか入橙とかしたいですね。
春合宿に行く
僕みたいな学生にはJOI(情報オリンピック)があります。
青はかなり余裕で二次予選突破できるらしいので、その上の本戦を突破したいです。
(というか行くと誓ったので絶対に行きます。お願いします。)
ということでここまでです。
とりあえず当面の目標としては早解きコンテストで一気に青になっちゃったせいで実力コンテスト弱いから強くなりたいです。
いつかまた黄色くなった時、入黄記事を書く気になったときに会いましょう。
ここまで読んでくれてありがとうございました。