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Bluetooth Low EnergyAdvent Calendar 2014

Day 12

Bluetooth 4.2 FAQ 日本語

Last updated at Posted at 2014-12-13

(ふう、、やっと訳せた。。。この投稿はBluetooth Low Energy Advent Calender 2014の12日目の記事です、、、)

昨日(?)に引き続き @kazuph が担当します!

Bluetooth 4.2 FAQ

TECHNOLOGY(技術)

Q. Bluetooth 4.2はBluetooth 4.1とか4.0を「置き換える」ものですか?

いいえ、Bluetooth 4.2は以前の仕様によりすでに提供されている機能群を「拡張」するものです。

Q. Bluetooth 4.2にすると何がいいの?

新機能があることもそうですが、今までのバグ修正や訂正表によってコア仕様へと取り込まれた重要な利点を得ることができます。

(マイナーバージョンアップだからバグフィックがあるよって話)

Q. Bluetooth Smart (BLE)はBluetooth 4.2の一部ですか?

はい、BLEは4.0から導入されたものですが4.2にも含まれます。実際今回の新機能や利点はBLEのために特別に設計されました。

Q. 4.2に対応したと言うにはどんな必須機能を実装する必要がありますか?

4.1の時がそうだったように、4.2の仕様になったと言うために実装するべき必須機能はありません。ですが製造業者の方々は、4.2の仕様に準拠するように訂正表にある全ての項目について実装を行う必要があります。

(BLEのチップを作る側は仕様に準拠しないといけないけど、組込みエンジニアは必要なければ特に4.2というための追加の実装をする必要がないってことかな)

Q. 4.2対応のデバイスは、現在市場に出ているBluetoothと後方互換性はありますか?

Bluetooth 4.2のBluetooth Smartの低電力の機能についてのみ、4.0、4.1と後方互換性があります。
BR/EDR(基本レート / 拡張データレート)の実装については、同じくBR/EDRの1.1から始まるバージョンの実装と後方互換性があります。

Q. 私のデバイスについても、4.2の仕様を使うべきでしょうか?

新しい仕様による利点を享受し最適なUXを提供するために、SIGは製造業者が自社デバイス関して4.2を実装することをお勧めします。

(SIGはBluetoothの規格を決めている団体)

QUALIFICATION(認定)

Q. Bluetooth 4.2になって認定手順は変更されましたか?

いいえ、認定手順はに尽きましては(今までの)すべてのBluetooth仕様と同じままです。

Q. 4.2が出ましたが過去のバージョンのBlutoothの資格は取得できますか?

はい、2.0 +EDR, 2.1+EDR, 3.0+HS, 4.0, 4.1のコア仕様の使用と認定は可能なままです。

Q. 4.1やそれ以前のサブシステムで4.2に取り込まれたサブシステムの名称をなんと呼ぶべきでしょうか?

基本的には低いバージョンの仕様で呼ばれます。例えば2.1+EDRは4.2で統合されましたが、名前は2.1+EDRのままです。詳細は以下の「製品呼称協議」を御覧ください。

https://www.bluetooth.org/en-us/bluetooth-brand/ bluetooth-brand

Q. 私のプロダクトは以前のバージョンですでに資格を取得済みなのですが、4.2へと再度資格を習得する必要がありますか?

いいえ、そのプロダクトの資格は再度資格を習得する必要なく永続されます。
ですが、以前のバージョンのものを4.2へとアップデートするのであれば追加の資格取得の必要があります。

Q. Bluetooth 4.2のアップデートについての技術的な詳細を読むことはできますか?

はい、こちらで。

Q. Bluetooth 4.2の資格取得はいつから始めることができますか?

認定は2014年12月09日 15:00(PST)より可能です。

DEVELOPMENT(開発)

Q. 4.1で現在動いているアプリケーションは4.2になっても動きますか?

はい、4.1のすべての機能は4.2で機能します。もし4.2としてコンパイルするなら、4.1の機能はそのまま変更されません。詳細は各プロバイダーに相談してください。

Q. 4.2でインターネットに接続できますか?

はい、去年の4.1からL2CAPのIpv6対応のための基礎的取り組みを始めました。
そして4.2でプロファイルとサービスを通してのBlueooth Smartのためのインターネット接続ができるようになりました。

インターネットに接続する経路は以下の2つです。

  • IPv6/6LoWPANが2014年12月から可能
  • Bluetooth Smartインターネットゲートウェイ(GATTベース)が2015年初頭から可能

追加の情報は“Adopted Bluetooth Profiles, Services, Protocols and Transports”に列挙してあります。

BRAND:(商標)

Q. 私のプロダクトに“Bluetooth 4.2”と刻印するべきですか?

いいえ、Bluetoothの仕様バージョンを刻印することは消費者を困惑させるでしょう。省電力の機能は4.2にとっては任意の機能です。ですので仕様バージョンが今後の製品と互換性があることを示すわけではありません。

「Bluetooth 4.2は4.0のデバイスと互換性がありますか?」みたいな質問を消費者にさせないように、デバイスの互換性は即座にわかることが重要です。そのためには正しいBluetoothの表記を使いましょう。加えて、Bluetoothの商標は、長い期間にわたって未来のBluetoothのバージョンでもデバイスの互換性がある状態で接続できることを顧客に保証します。

Q. Bluetooth 4.2が使用可能なデバイスについて、”Bluetooth Smart”という表記を使うべきですか?

すべてのBluetooth 4.2の製品が低消費電力であるBluetooth Smartというわけではありません。これは任意のものです。正確なBluetoothの表記は、あなたがあなたの製品に対して実装したBluetooth 4.2の機能に依存します。

どう表記するかは簡単です。

  • ”Bluetooth Smart”: Low EnergyもしくはBasic RateとLow Energyの組み合せを使っている場合。その場合はGATTベースの特定の機能を可能にするアーキテクチャに準拠している必要があります。一般的に、Bluetooth Smartと表記された製品は、スマートフォンやタブレットのようなhubデバイスに対してデータを送信するようなセンサーやデータコントローラーです。詳しくはこちらを御覧ください。 https://www.bluetooth.org/en-us/bluetooth-brand/ bluetooth-brand
  • “Bluetooth Smart Ready”: Basic RateとLow Energyを両方組み合わせている場合。これは、エンドユーザーにBluetooth Smartの機能を持ったSmart Ready製品の更新を選ばせることができる手段を提供するためのGATTベースのアーキテクチャを使っている必要があります。一般に、Bluetooth Smart Readyと表記してある製品は、スマートフォンやタブレットやPCのようなBluetooth Smartデバイスからデータを受け取るようなhubデバイスです。またこれは、端末のアプリやクラウドを通して有用な情報をやりとりします。詳しくはこちらを御覧ください。https://www.bluetooth.org/en-us/bluetooth-brand/bluetooth-brand
  • “Bluetooth”: 低電力の機能とGATTベースのアーキテクチャを使わない場合。Bluetoothと表記された製品は、ワイヤレススピーカーやヘッドセットや車載通信デバイスのような製品です。

Q. なぜBluetooth SIG団体はBluetooth SmartとSmart Ready の表記を追加したのですか?

Bluetooth 4.0で導入された省電力のための機能は、Bluetooth無線技術にとって全く新しいユースケースを可能にさせます。

第一に小さな電池で動くデバイスが無線に接続できるようになります。この技術の進歩は市場のBluetooth Smartの劇的な増加を引き起こしました。

BLEのみを使っているデバイスは、Bluetooth Basic Rateだけを使っているデバイスとは互換性がありません。

結果的に、SIGは「Bluetooth Smart」と「Bluetooth Smart Ready」の両方の表記を導入しました。これによって消費者は製品が相互に動作するかを即座に判断できるようになります。

Q. Bluetooth 4.2に付随して、Bluetooth Smart とSmart Ready の表記を使うための必要条件の変更はなにかありますか?そしてその条件とはなんですか?

4.2という表記を使うことによる条件の変更はありません。Bluetooth SIGメンバーの柔軟性を高めるために、この条件はBluetooth 4.1のリリース時に簡略化されました。

条件は以下です。

  • Bluetooth Smartは、Bluetoothのコア仕様の4.0以上で、Low EnergyかBasic Rate/LowEnergyを組み合わせた仕様を統合した製品、そしてGATTベースのアーキテクチャを使っているという条件を満たしていることを示します。
  • Bluetooth Smart ReadyはBasic RateとLow Energyを併用しているBluetooth 4.0以上の製品の条件を満たしていることを示します。そしてこれは、エンドユーザーにBluetooth Smartの機能を持ったSmart Ready製品の更新を選ばせることができる手段を提供するためのGATTベースのアーキテクチャを使っている必要があります。

Q. Bluetooth Smartという表記はいつから私の製品で使うことができますか?

製品が上記のBluetooth Smartブランドの条件を満たしているならば、Bluetooth Smartという表記を使うべきです。一般に、Bluetooth Smartと表記された製品はhubデバイスへとデータを転送するセンサーやデータ収集ツールデバイスです。

Bluetooth Smartという商標を使うことによって、顧客にBluetooth Smart Readyなスマフォやタブレッド、hubデバイスのすべてと互換性があると言うことになります。その表記は顧客が即座にデバイスの互換性を判断することと、問い合わせや混乱による電話を減らします。

Q. Bluetooth Smart Readyという表記はいつから私の製品で使うことができますか?

上記の条件を満たしている必要があります。一般にBluetooth Smart Readyという表記がある製品はhubデバイスです。Bluetooth Smart Readyという表記を使うことによって、顧客にすべてのBluetooth製品に接続できるということを示すことができます。

Q. SIG団体はBluetoothプロダクトのブランディングとマーケティングを助けるツールやプログラムを持っていますか?

はい。SIGはBluetoth Smart市場を含むBluetoothプロダクトのための広範囲にわたるツールやプログラムを提供しています。この無料商品は、Bluetooth SIGの表記の専門知識や広報、ソーシャルメディアやオンラインチャネルを通して、あなたのBluetooth Smartと表記された製品の宣伝をすることを助けます。あなたが活用できるマーケティングプログラムのすべての詳細についてはこちらを御覧ください。

Q. 商標とBluetoothロゴアートの使い方ガイドラインはどこで見つけられますか?

すべてのBluetooth表記の使用ガイドラインとロゴアートのファイルはこちらでダウンロードできます。

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