はじめに
私のチームのメンバに「新しく加入した○○さんにお勧めしたい書籍ある?」と尋ねてみました。
そのときに、チームメンバが紹介してくれた書籍を整理しておきます。
ちなみに、私のチームは組込みソフトウェア開発をしているチームです。
10年前の自分に伝えたいのは、『「メンバのお勧めの書籍を聞き、それを読む」という行為を続けてみなさい』ということです。
自分の師匠のお勧めの書籍を読むということはやっていましたが、「メンバのお勧めの書籍を聞き、それを読む」ということは意識的に実行できていなかったです。
所感
- 書籍を紹介してくれたのは、私が能力高いと思っているメンバだった。能力の高いメンバは書籍からも知識を得ている可能性が高い。お勧めの書籍を紹介できるか否かでメンバの能力の一部が把握できる可能性がある。
- 「メンバのお勧めの書籍を聞き、それを読む」という行為は効果的な可能性がある。
- メンバの知識が分かる
- 自分の知識が増える
- 書籍内で使われている言葉を使って、認識の齟齬なく効率的に会話ができる
紹介書籍一覧
- CODE COMPLETE 第2版 上 完全なプログラミングを目指して
- CODE COMPLETE 第2版 下 完全なプログラミングを目指して
- リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)
- アジャイルサムライ−達人開発者への道−
- Java言語で学ぶデザインパターン入門
- Clean Code アジャイルソフトウェア達人の技
- アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット
- コンピュータ・システム
- 達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道
※ちなみに、「コンピュータ・システム」と「達人プログラマー」については、メンバは原書のほうを紹介してくれた。
紹介書籍に関するデータ
書籍 | 紹介者 | 私の既読書籍 |
---|---|---|
CODE COMPLETE 第2版 上 完全なプログラミングを目指して | F | 〇 |
CODE COMPLETE 第2版 下 完全なプログラミングを目指して | F | |
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice) | F,S | 〇 |
アジャイルサムライ−達人開発者への道− | F | 〇 |
Java言語で学ぶデザインパターン入門 | F | |
Clean Code アジャイルソフトウェア達人の技 | S | |
アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット | S | |
コンピュータ・システム | Z | |
達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道 | Z |
書籍へのリンク
参考記事
おわりに
メンバに紹介してもらった書籍の中に、私はまだ読んでいないものがあるので、読まなければいけない。
昔、先輩から「顧客や上司の席に置いてある書籍を読みなさい。顧客や上司が何を考えているか、何をやろうとしているか掴める。そうすれば、先回りして準備・提案ができる。」と教えられたことがある。これは、全然できていない。
顧客や上司の席に置いてある書籍も、読まなければいけない。
もちろん、師匠のお勧めの書籍も読まなければならない。
清水吉男さんの紹介されている書籍の中に、私はまだ読んでいないものがあるので、読まなければいけない。
※清水吉男さんのお勧めの書籍
https://affordd.jp/koha_hp/Books/BLIndex.html