はじめに
プロダクトライン開発に本格的に取り組もうと思っているので、情報と知見を整理しておく。
資料
エクスモーションの記事
林好一氏のSWESTでの講演資料
位野木万里氏の論文
野田夏子氏の論文
先進的な設計・検証技術の適用事例報告書 2016 年度版
Dr. Danilo Beuche氏の記事(翻訳)
ツール「pure::variants」の記事
ツール「Next Design」の記事
知見
林好一さんの話を聞いて、わかったことと気づいたことのメモ
- 製品の特徴を整理することは、製品の売りを整理することでもある。
- どの製品でどの資産を使っているかの情報を整理しておく必要がある。
- 共通点を探すではなく、共通点を作るという考え方が必要。
- 抽象度の高い特徴で、共通点が少なければ、SPLEを採用するメリットは小さい。
- 新たな技術導入をするときには、チャンピオン、スポンサー、事務局の3人が必要。
- 可変性を実現するためのメカニズムによって、テストのし易さが変わる。
- 特徴の全組合せを、共通資産展開前に、テストしておくことは困難。展開時に保証する組合せを明確にし、テストをしたほうがリーズナブルかも。ただし、テスト設計までは、事前にある程度やっておける。
- フィーチャーモデルは、表ではなく図のほうがよい。図ならレイヤーが表現できる。図なら複数の上位特徴と1つの下位特徴を繋げることができる。
- モデルは、後工程でどのように使いたいかで、表現することの粒度がかわる。
- フィーチャーモデルは、可変性を表現して、アーキテクチャと繋げるもの。だから、可変性がすべて表現できればよい。共通点はすべて表現できなくてもよい。
斎藤賢一さんの話を聞いて、わかったことと気づいたことのメモ、
- フィーチャーモデルは、今後どのような製品がありそうかの想定をもとにして作るのは難しい。わかっていることをもとに作り、都度更新していったほうがよさそう。
- 可変点に対する設計には、いくつかのパターンがある。
プロダクトライン開発のエッセンスを取り入れた活動をして気づいたこと
- コア資産開発の先任者が必要