こんなことありませんか?
リモートサーバーの設定いじらないといけないな〜。
あー、でも普段使ってるエディタで接続するとなると設定が面倒だから最初から入っているVimもしくはviで書き換えちゃおう。
さて、ファイルを開いて、iを押して…
下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下右右右右右右右右右右右右右右右右右右右右右右右右バックスペースバックスペースバックスペースバックスペースバックスペースバックスペースバックスペースバックスペース書き換え
さて、次は下の行にも設定追加しなきゃ。
右右右右右右右右右右右右右右右右エンター追記:wq
よしOK!
よしOK!じゃないっす。
いや、まぁ目的さえ達成できればOKなのですが、コマンドを3つ覚えるだけでちょっと速くできます!
たったそれくらいの労力で同じことができるなら速い方がいいですよね!?
ということで今回は3つに絞って紹介するので、手元で長いファイルをvimで開いてみましょう。
長い文章用意するの面倒だよってときは、man ls | vim
とでも打っておけば、lsコマンドのマニュアルのテキストをVimで開くことができるので、簡単に手元でいじれると思います。
前提:移動はノーマルモードでお願いします。
※いきなりインサートモードに入らないでください
良い感じに下に移動したい
Ctrl d
こちらを押すと画面半分の量だけ下にスクロールすることができます。
これで最初に連打していてた下の回数を圧倒的に減らせます。
移動幅は画面サイズにもよりますが、23インチくらいのディスプレイを横に使っている人であれば、30行分くらいジャンプできるので、下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下下が1コマンドで済むようになります。下移動が30倍速になります。
ここを書き換えたい
caw
さぁ、書き換えたい文字の上までカーソルが来たら高らかにcaw
と打ちましょう。
すると、カーソルが乗っていた単語が消えて、しかもインサートモードのなっています!
c
が文字を消しながらインサートモードに入るコマンドなのですが、aw
とセットで使うことで今カーソルが乗っている単語全体にc
の効果を発揮できるというわけです。
今までだったらその単語の末尾まで移動してバックスペースしまくっていたので、かなり簡単に単語を変更することができるようになりました。
下の行に追加したい
o
最後はo
を押してみましょう。
すると下の行に改行されてインサートモードに入ることができました。
あとは入力したい文字を入れて保存するだけ!
以上
ちょっとだけ操作が早くなったと思うので、浮いた時間でお茶でも飲みましょう。
3つに厳選した理由
もちろんいっぱい知っておくに越したことはありません。
例えば画面半分だけでなく、一画面丸ごと行ったり、下じゃなくて上に行ったり、それはもう縦横無尽に移動する方法がたくさんあります。
そして大体こういう記事を書くと、Vimのコマンドの良さを余す所なく伝えたいという衝動に襲われてしまい、ついついいっぱい出しちゃうのですが、ここは仕方がなくvimを触った人の気持ちを考えてみましょう。
「...3つが限界です!」
ですよね!
私もVimを使い始める前だったら、なんでそんなにたくさんコマンド教えてくるんだ。覚えられるわけがないだろうと思ってしまいます。
慣れているとついつい忘れるけど一気に10個とか覚えるのきついんです!
ということで今回は3個に絞り切りました!
これを気に興味を持ったよという人がいるかどうかはわかりませんが、入門するならこの本が結構おすすめです。
実践Vim
なんというかコマンドに込められた意味がわかって、単純記憶ではなく意味記憶でいろいろな操作を覚えていくことができる1冊です。
最終的には思考のスピードで編集できるんだとか…。
ちなみに余談ですが私は普段IntellJとかVS Codeを使っています。
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